PS4のシェア実況機能はとても優秀。真のオンラインゲームへ

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2014/02/28

記事の詳細

このページの目次

1 概要
- 1.1 シェアって？
- 1.2 誰でも高橋名人になれる
2 まとめ

概要

はてなブックマークのホッテントリで下記の記事を見つけた。
PS4のゲーム実況機能がすごい。著作権問題をクリアして堂々と「シェアして遊ぶ」時代へ

PS4の実況機能がすごい、という内容の記事だ。

進化と言えば、ことPSシリーズで言えばグラフィックが注目されがちではあるが、この点を掘り下げている筆者の着眼点は正しい。

というか、一番正しかったのはソニーの判断だ。ある時期をピークに、ゲーム実況は様々な問題を抱えて衰退していくかに思われたが、これですべてが解決する。

シェアって？

そもそもゲームプレイを実況するとはどういう事か。
最近では常識的に行われているが、この文化はニコニコ動画で育った。

ゲームをプレイしている動画をアップロードし、人々が好き勝手にコメントをつけた。
難敵と呼ばれるボスをノーミスで倒したり、笑える珍プレーをした。

ゲームによっては、感動を共有した。大作ゲームを動画を分割する事によって、最初から最後まで実況した。

すると、どうだろう？
人々は自分でプレイをする必要性を感じなくなったのだった。

もちろん、これがゲーム業界衰退の本日ではない。だが、関係はあるのかとしれない。

私たちを取り巻く環境は大きく変わった。先程はニコニコ動画の話だが、今ではTwitterもFacebookもある。

自分のプレイしている姿をソーシャルメディアによって、簡単にシェアできるのだ。

人と人が簡単に結び付く事ができる時代になってきたにも関わらず、テレビゲームはその進化には追いつけていなかった。

これだけ様々な機器があっても、プレイ動画をWeb上にアップロードするのは、それなりに手間だった。

画質もそれなりに綺麗でないといけないし、実況するには音声も必要だ。場合によっては、動画の処理も必要である。

それが、シェアボタンと呼ばれる一つのボタンで可能になったのだ。

誰でも高橋名人になれる

もし、ゲームが死ぬ程好きで得意ならば、誰でも高橋名人になれる時代になったのだ。ニコニコ動画のゲーム実況から有名人になった人間は、そんなに少なくない。

マネタイズするのは難しいが、ゲームのプレイいかんによっては、ファンになってくれる人がいるかもしれない。

PS VitaのCMでソニーが提示したけれども実現しなかった世界。
それがPS4で実現するかもしれない。

もう、一人でタイムアタックに挑戦しなくてもいい。一人で戦わなくてもいい。
これが本当のオンラインのゲームだ。いや、オンラインの世界そのものなのである。