島根が舞台のサスペンスゲーム「√LETTER ルートレター」

ゲーム

2015/11/16

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 √LETTER ルートレター
3 まとめ
4 リンク

概要

角川ゲームスは2015年11月10日、メディア向け発表会「KADOKAWA GAMES MEDIA BRIEFING 2015 AUTUMN」を東京都内で開催。発表会では、来年リリース予定の新作タイトル3作を発表した。

その発表会では、角川ゲームス代表取締役社長安田善巳氏が製作総指揮/プロデューサーを務める新作ミステリーアドベンチャー「√LETTER ルートレター」が紹介された。

地方の文化や歴史を土台に人間ドラマを展開するアドベンチャーシリーズ「角川ゲームミステリー」の第1弾となる本作では、”島根県”が物語の舞台となり、15年前に返信が途絶えたペンフレンドであるヒロインを探し出し、謎を解いていくミステリーアドベンチャーゲームとなる。

角川ゲームミステリーの第1作目である本作は「青春サスペンス編」という位置づけで、今後も日本各地を舞台にしたシリーズ展開をしていくとのこと。

本作のヒロイン・文野亜弥（ふみのあや）のボイスは、声優の日髙のり子さんが担当する。また、テーマソングには、島根県出身の竹内まりやさんが作詞・作曲を手がけた「純愛ラプソディ」を人気歌い手ろんさんによるカヴァーソングが起用される。

「√LETTER ルートレター」は、PlayStation 4、Vita向けに2016年春に発売予定となっている。

√LETTER ルートレター

製作スタッフ

本作は元々は安田氏の友人である島根県庁職員からゲームで島根県の魅力を発信したいという相談から始まった。

そのため、島根県庁も積極的に取材に協力しており、島根県庁としても本作を推していくとのこと。

企画/キャラクターデザインにはラブプラスで有名な箕星太郎氏、シナリオは角川ホラー文庫を多数手がけ藤ダリオ氏、コンポーザーには東京魔人學園シリーズなどで楽曲の作詞・作曲を担当した新田高史氏が起用されている。

あらすじ

プレイヤーは物語の主人公となり、ペンフレンド・文野亜弥とペンレターをしており、写真の中で微笑み、彼女にほのかな恋心を抱く。しかし、卒業と同時に彼女からの手紙は途絶えてしまう。

その15年後となる現在、送られなかったと思っていた最後の手紙を見つける。

『私は人を殺してしまいました。罪を償わなければなりません。これでお別れです。さようなら』

彼女の身に何が起きたのかを知るため、松江を訪れるも彼女の家は15年前の火事で焼失していた。残る手掛かりは、彼女の写真と11通の手紙だけ。

手紙に登場する7人のクラスメイトは固く口を閉ざし、真実を語ろうとはしない。徐々に明らかになる謎を解いていき、物語は一つの結末に辿りつく。

システム

本作では、文野亜弥を探し出すために証拠や証言を集め、元クラスメイトから情報を引き出すアドベンチャーパート。文野亜弥とのペンレターを再現したシミュレーションパートの2つのパートで構成されている。

アドベンチャーパートでは、人物を特定し、証拠で揺さぶりをかけて、真実を告白させていく。

シミュレーションパートでは、彼女に対する返信の内容に応じて結末も変化するマルチエンディングとなっている。

まとめ

筆者在住の鳥取県とは兄弟のような存在である島根県（勝手に思っているだけ）を舞台にしたゲームということもあり、気になる新作タイトルだ。

公式サイトに公開されている美麗な背景画像は島根の良さが十分に伝わるクオリティとなっている。

ヒロインのデザインはもちろん、シナリオ面でも期待が持てそうだ。

続く第2作・第3作はどこが舞台になるのか？今後の続報を待とう。