「ドラゴンクエストXI 」の販売本数と概ねの評価
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概要
1986年5月27日にエニックスより発売されたRPG「ドラゴンクエスト」。ドラゴンボールやDr.スランプ アラレちゃんで有名な鳥山明氏によるキャラクターデザインやシステムで話題になり、以来、幅広い層から支持されている。
ナンバリング作品では「ドラゴンクエストIX」以来のオフライン作品となる「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」が2017年7月29日に発売され、PlayStation 4、ニンテンドー3DSという2種類のハードで同時に発売された。
発売日には電気量販店で長蛇の列できるなどその人気具合分かる。
シリーズ30周年となるドラゴンクエストXIもシナリオが堀井雄二氏、音楽がすぎやまこういちなどシリーズで馴染みのある関係者が揃っている。
今回はそんなドラゴンクエストXIについての評価などを簡単にだがまとめてみた。
300万本突破
2017年8月7日、スクウェア・エニックスは国内でのパッケージ出荷とダウンロード販売本数が、300万本を突破したと発表。発表された本数は、PS4版と3DS版を累計したものになる。
発売から約10日間でトリプルミリオンを達成したタイトルは少なく、ドラクエシリーズの人気の高さが伺える。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ストーリー
命の大樹によって生み出された「ロトゼタシア」という世界が本作の舞台となる。
主人公はイシの村の成人の儀を終えた後、勇者の生まれ変わりだと知った主人公は「勇者」として冒険の旅に出る。
しかし、大国「デルカダール王国」の王から「悪魔の子」と呼ばれ追われる身となる。
さらにイシの村も悪魔の子を育てた村としてデルカダール王国軍に滅ぼされてしまう。
追われる身となった主人公は、勇者にまつわる謎を解き明かすため、仲間とともに命を大樹を目指す…というストーリーになっている。
シナリオは概ね好評でドラクエらしさが出てるとのこと。
一方で序盤から強制イベントの連続で自由に動けるまでが長いといった不満もあるようだ。
クリア後のストーリーも非常にボリュームがあり、むしろここからが本番とも言える位に好評だ。
フィールド
本作ではフィールドは3Dになっており、ロトゼタシアの世界を探索できる。
馬に乗ることでフィールドを駆け巡ることが可能だが、一部のモンスターは倒すことでモンスターに乗ることができ、通常では行けないような場所も探索可能になる。
フィールドのキラキラと光る場所ではアイテムの回収が可能だ。
3DS版のみで使用できる2Dモードでは上からの俯瞰視点になるため、3Dモードでは見えない場所が見えたり、移動距離も短くなるといったメリットもある。
バトル
本作のバトルはシリーズ伝統のターン制・コマンド入力式となっている。
エンカウント方式や演出などがPS4版と3DS版で異なる部分があるものの、「こうげき」「じゅもん」「どうぐ」といったコマンドを入力するのは変わらない。
バトルでは、「フリー移動バトル」と「オートカメラバトル」のいずれかを選択可能だ。
フリー移動バトルといってもゲーム性が大きく変化する内容ではないため、いつものドラクエとして楽しめる。
また、本作では「ゾーン」という新要素があり、ゾーンに入ると演出が入り、青く光る。
ゾーンは敵の攻撃を受けるといったことをきっかけにゾーンに入り、戦闘力が一時的にアップするというもの。
ゾーンに入った状態でバトルが終了すると次のバトルに持ち越すことも可能だ。
モンスターも主人公たちと同様にゾーンに入ることがあり、当然れんけいもしてくるので早めに敵の数を減らしておきたい。
しかし、このゾーンはHP少なくても発動したりしなかったりと運要素な部分もあり、複数の仲間がゾーン状態にならないと発動できない「れんけい」スキルがクエストクリア必須だったりとバトルの足を引っ張ってしまっているとの意見もある。
ゾーン以外には大きな変化がバトルにはないため、シリーズ経験者には3DS版の2Dモードでサクサク進められると好評だ。
スキルパネル
本作では従来のシリーズのようにレベルアップで能力値を上げてキャラクターを強化していく。
レベルアップなどで得た「スキルポイント」を消費して「スキルパネル」を開放し、特技の習得や能力値をアップ可能だ。
ストーリーを進めると教会のスキルリセットでスキルポイントの振り直しが可能なので、色々な可能性を模索できる。
ただし、スキルリセットは1ポイントにつき20ゴールド消費するので注意。
スキルパネルは仲間ごとにの並びかたや内容も異なるので、最終的に無個性になるということも無い。
消費スキルポイントはパネルによって異なる。
スキルパネルの中には、一部「?」マークで内容が表示されないものも存在する。
このパネルは隣接するスキルを指定された数だけ習得することで解放されるというもの。
武器
各キャラクターはそれぞれ種類の異なる武器を装備することができる。
例えば、主人公なら“片手剣”と“両手剣”を装備でき、ベロニカなら“ムチ”と“両手杖”、マルティナなら“ヤリ”と“ツメ”といった感じ。
使用する武器によって使用できるスキルも異なり、スキルパネルも武器の系統ごとに習得する必要がある。
ステータスアップ系のスキルも同様だ。
ひとつの武器のスキルを優先して覚えさせれば強いスキルも早く覚えられる。
多少手間だがスキルパネルはリセットが可能なので、装備させる武器によって覚え直すのも手だ。
ふしぎな鍛冶
マップのセーブポイントとなるキャンプで行える「ふしぎな鍛冶」。
ふしぎな鍛冶では、自分の手で装備品を作ったり、強化が可能だ。
画面上部の温度を確認しながら「たたく」「とくぎ」でゲージを伸ばし、成功ゾーンで止めるミニゲームになっている。
装備品作りに成功すると入手できる「うちなおしの宝珠」で手持ちの武器を強化も可能で、失敗しても武器は無くならない。
複雑な要素でもなく、必ずしもしなければいけない要素でもないので、概ね好評だ。
PS4版と3DS版それぞれの違い
PS4版
本作は近年のゲームとしては珍しくPS4と3DSという2つの異なるハードで発売された。性能も大きく異る2つのハードでの発売ということでゲームの中身もそれぞれ調整されており、PS4版はグラフィックや本作の世界観を大画面で堪能できる仕様になっている。
特にグラフィックは目を見張るものがあり、キャラクターの表情も細かく変化する。
PS4版ではストーリーを進めるとフィールドでボウガンを使用する「ボウガンアドベンチャー」に参加できる。
フィールドの各所に隠されたマトを撃ち抜いた数に応じて景品が貰えるというもの。
景品も豪華でいのちの種などがある。
ただ、マトが見つけ難い、面倒、特定の場所でボタンを押すだけで単調といった不満も見かける。
景品が景品なだけにスルーする訳にもいかないのが辛い所。
3DS版
一方で3DS版はキャラクターがディフォルメされつつも雰囲気はしっかりと構築されており、昔からのファンには馴染み深い2Dモードで進めることも可能だ。
3DモードではPS4版と同じくシンボルエンカウントだが、2Dモードではランダムエンカウントになる。
また、3DS版にはすれちがい通信を利用した「時渡りの迷宮」というダンジョンに特別な一族「ヨッチ族」を送り込むというミニゲームも存在する。
ここで入手した「冒険の書の合言葉」を使用することでドラゴンクエストⅠのガライやドラゴンクエストⅤのサラボナといった所へ向かうことができ、その中で受けられる特殊なクエストをクリアすると報酬が貰える。
明らかに改造されたヨッチ族も出回っているようで、どのような悪影響を及ぼすのか不明なので出会ったら即お別れしよう。
やる気の上限は本来「150」までなので、「151」以上のやる気を持つ、低ランクなのにやたらと良い装備を身に着けているヨッチ族は改造データである可能性が高い。
データが破損する原因にもなりかねないので注意が必要だ。
同タイトルでゲーム性がここまで異なる作品も珍しい。
一方をクリアしたら今度は別の機種でクリアを目指すというファンも少なくないようだが、PS4版から3DS版をプレイするともの足りなく感じるユーザーもいる。
ある程度同時に進行させるのもひとつの手ではある。
ふっかつのじゅもん
本作では「ふっかつのじゅもん」が使用することができる。
「ドラゴンクエストX」で使用できた「ふしぎなじゅもん」はアイテムが貰える所謂「アイテムコード」だったが、ふっかつのじゅもんは「ドラゴンクエスト1・2」で以前の記録を呼び出すセーブとしての役割があった。
ふっかつのじゅもんは、物語の”だいたい”同じところから冒険を再開できるというもので、PS4と3DSの両方のハードで使うことも可能。
過去作品のふっかつのじゅもんを使うことで少しだけ強い状態で始められたり、特殊なアイテムを所持した状態で遊ぶこともできる。
ただし、公開されていたり、有名なふっかつの呪文は主人公の名前が個性的だったりといったデメリットもある。
まとめ
あえてボイスを収録しないあたりにドラクエらしさを感じさせる。ストーリーも王道でありながら主人公や「勇者」などに関する謎が気になるものになっており、クリア後には後日談から開始するなどストーリーのボリュームもしっかりとしている。
多少ネタバレにはなるが、真エンディングのスタッフロールに表示される「ふっかつのじゅもん」をタイトル画面で入力すればリメイク版「ドラゴンクエストI」をDLできる。 シリーズの原点も楽しめる仕様なのはファンにとっても嬉しい要素だ。
一方でバトルに関しては”いつも通りのドラクエ”で変化が少なく、あまり話題に挙がらない。
フィールドでのカメラワークは不満があるユーザーをちらほらと見かける。
とはいえ、全体的はしっかりとドラゴンクエストになっており、ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ・Ⅲとも関連のあるシナリオで、シリーズ30週年のナンバリングタイトルに相応しいものになっていることが伺える。
リンク
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