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概要

今回の記事では、エロゲー・エロアプリが違法アップロード、そして違法にアップロードされているものだと知りながらもダウンロードされやすい理由に迫りたいと思います。

違法アップロードと違法ダウンロードが法規制の対象となりながらも、減る事がないのは何故なのでしょうか？

また、エロゲー・エロアプリに関わらず、違法アップロード・ダウンロードは後を絶ちません。その中でも、エロゲー・エロアプリの違法アップロードは数が多いです。

中には「エロゲーはダウンロードしてプレイするもの」という言葉を残しているユーザーもいます。

1.ほとんどがPCのゲームソフト

まず、第一に挙げられるのはエロゲー・エロアプリのほとんどがPCでプレイをするゲームソフトだという事です。

現在ではスマートフォンを始めとし、ゲームハードでもインターネットに接続する事は可能ですが、基本的に違法アップロード・ダウンロードはPCで行われるケースがほとんどです。

こういった状況を踏まえた時に、仮にエロゲー・エロアプリがコンシューマハードでプレイするものだった場合、PCでプレイするようにするためには細工が必要となります。

PCのゲームソフトは、「PCでプレイ」する事が前提として開発されているため、極端な事を言えばゲームの内容を吸い取ってファイリングをし、そのままアップロードする事が可能です。

言い方は悪いですが、「手軽に」アップロードする事ができるんですね。
もちろん、ダウンロードした相手も特別な操作を実行する事なく、そのままプレイできる事がほとんどです。

2.規制が緩かった

エロゲー・エロアプリ会社の規制が緩かったです。

中にはアップロードしてくれる人間を「神」と呼んで神格化する場合もありました。
はやし立てられた人間を止めるには、大きな力が必要となります。ここでは強い規制力になります。

2000年代へと突入して、インターネットは革新的な技術でしたが、今はそうではありません。とは言え、本格的に規制が始まったのは数年前の出来事です。

長らく放っておいてしまって、無法地帯化を促進してしまったと言えるでしょう。
前述したように、一度始まってしまった事、そしてそれが数年続いた事を止めるには大きな力が求められるのです。

特に、18禁の作品という事もありその影響を受けにくいジャンルだったと言えるかもしれません。

3.大きな訴訟起こす程の余裕がない

これは悪い意味ではありませんが、エロゲー・エロアプリを開発している会社は小さな会社が多いです。

開発力とマーケティング力を保有している大きな会社は、別にエロゲー・エロアプリを販売する必要はありません。そのリソースはノンアダルトという、もっと大きな市場に注がれます。

「エロゲー・エロアプリを開発している会社」という表には出しにくい看板をあえてしょい込む必要がないのです。

個人が制作している同人のエロゲー・エロアプリ、優れたエロゲーを提供しつつも事業規模は大きない会社、そういった事業者が大半を占めます。

大きな訴訟問題を起こす程の余裕はありません。
これは、長い間野放しにしてきてしまった理由の一つです。

最近は厳しくなってきた

ここまで違法アップロード、違法ダウンロードがされやすいという切り口でエロゲー・エロアプリを紹介してきましたが、最近は厳しくなってきました。

エロゲーの違法アップロード界隈で有名だった『放流神』と呼ばれる40歳代の男性が、去年逮捕されたのです。

エロアプリ違法アップロードの『放流神』が逮捕！エロアプリ衰退へ

どういった経緯・経路なのかは不明ですが、この『放流神』は発売翌日にアップロードしていたケースもあるようで、違法ダウンロードユーザーから神扱いされていました。

『放流神』のケースはあくまでも一例ですが、今後より一層規制が厳しくなる事が望みます。

違法性

エロゲー・エロアプリであろうと、違法にアップロード・ダウンロードする事は違法です！

まとめ

アダルトというジャンルだからこそ、健全性が必要なのではないでしょうか。

違法アップロード・ダウンロードが行われる事によって、その市場は縮小してしまう恐れがあります。エロゲー・エロアプリを愛している人であればこそ、購入してプレイするようにしましょう。

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