「Snapdragon 835(MSM8998)」とスマホゲーム
記事の詳細
概要
スマホゲーム全盛期の今、スマホユーザーの大半は何かしらゲームを遊んでいる。特にSNSとの連携やユーザー同士の交流も広がっており、新作アプリゲームは瞬く間に話題になる。
スマホゲーム登場当初は同じような画面をひたすら押して進めるだけの所謂“ポチポチゲー”が主流だった。
最近でもポチポチゲーはあるにいはあるのだが、それだけでは厳しく、グラフィック、シナリオ、ゲーム性など+αが無ければ2・3ヶ月もすれば話題にも上がらず消えてしまう。
グラフィックやゲーム性を求めると当然要求されるスマホのスペックも高くなるため、最新のスマホゲーを遊ぶのに3・4年前の機種ですら動作が怪しくなるのが現状だ。
そのため、スマホゲーを快適に遊ぶために高性能のスマホを求めるユーザーは少なくない。
最新機種であれば性能は以前のものと比べて確かに上がっているが、3Dゲームを快適に遊ぶとなるとハイエンドクラスのスマホが欲しくなるのがゲーマーの性。
新しくスマホやタブレットを購入する時はRAMやSoC選びには特に気を使う。
SoC(System on a Chip)には基本的に「CPU」「GPU」「DSP」「ISP」などが搭載されている。
スマホに搭載されているOS(iOSやAndroid)を動かすため、バラバラのシステムを1つにまとめた箱とでも言えば良いのだろうか。
スマホのスペック表記としては”CPU”として記載されているところが大半なので、SoCもCPUも同様のものとして判断すれば良いだろう。
そんな中、多くのスマホに搭載されているSoCを開発しているQualcomm(クアルコム)は、「Snapdragon 835」を発表。
現状出回っているスマホ向けSoCの中では最強クラスの性能ということで注目されている。
Snapdragon 835(MSM8998)
スマホのCPUはいくつかの種類があるが中でも有名なのが「Snapdragon」と呼ばれるシリーズだ。Snapdragon 835 (MSM8998) は、ゲームなどの動作に必要なDirectXのDirectX 12(DX12)やDDR4メモリを搭載している。
Snapdragon 800番台のモデルは「プレミアム向け」ということでハイエンドスマホを中心に搭載されており、性能が微妙に異なる4コアのCPUが2つ搭載され、合計で8コアという仕様になっている。
大きさもSnapdragon 820と比べて35%の小型化にも関わらず、25%の低消費電力を実現、25%の消費電力の削減、15分の充電で50%の充電が可能な急速充電の新規格「Quick Charge 4.0」にも対応。
更に理論値では下り最大1Gbpsの通信に対応。
しかし、現時点では通信キャリア側の対応がされていないものの将来性は十分ある。
何気にUSBコントローラ3.1対応にも対応している。
3Dの表示性能も高いため、近年注目が集まっているVRコンテンツも快適に楽しむことができる。
近年のスマホゲームは1GB・2GBが当たり前になってきており、3Dゲームをサクサクと快適に動作させるためにはSnapdragon 800番台クラスの性能は欲しいところだ。
iPhoneと比べて
Appleの最新SoCである「Apple A10 Fusion」。Snapdragon 835はシングルコアの性能は劣るものの、マルチコアの性能では大きく上回る。
とはいえ、マルチコア対応ゲームはまだまだ少なく、MMOはシングルコア対応がほとんどだ。
逆に、動画の録画やゲーム画面の配信、Twitterなど他のアプリ画面を表示しながらのゲームプレイなどはSnapdragon 835に分がある。
遊びたいゲームや好みの機種にもよるが、iOSならApple A10 Fusion、AndroidならSnapdragon 835が将来性もありベストだろう。
最新SoCなので当然ではあるのだが。
まとめ
スマホもPCと同じく、ある程度専門的な知識が必要な時代になった。特にスマホゲームは3Dゲームが主流になってきており、SoCの性能は非常に注目されている。
流石に3年以上前の機種では高画質でサクサク遊べるという訳にはいかなくなってきており、ゲームアプリ側で設定を変更しないと動作が不安定なるといった報告も少なくない。
最近では“端末課金”という言葉も登場し、アクションゲームの場合は「課金して強くなるよりも端末課金をして自らの技術を上げろ」とまで言われている。
オンラインマルチでは性能が低い端末と一緒にプレイするとラグの原因にもなるので、性能の良いスマホを求めるのは必然と言える。
例えばデレステ(アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ)は、2017年6月のアップデートでジャギジャギの画質状態が改善された。
Huawei端末など搭載されているGPU「Mali」に対応したのだとのこと。
このように格安スマホなどの場合はアプリ側のアップデートもを待つ必要がある。
手っ取り早く快適にスマホゲームを遊ぶのであれば、出来る限り最新機種から選びたいものだ。
関連記事
-
SwitchとSwitch Lite、どちらを買うのが良いか
-
14年ぶりのナンバリングタイトル「キングダムハーツ III」
-
アーマード・コアシリーズの魅力とは
-
レトロゲーマーの夢を叶える「ARCADE1UP」
-
スマホアプリ「Deemo」が5周年を迎えたので魅力を語る
-
いやそれ大丈夫?なPnPゲーム機
-
LaunchpadアプリでDJ気分?
-
Warning: Use of undefined constant ・・・ - assumed '・・・' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/spiral-newspaper/www/public_html/wp/wp-content/themes/Spiral Newspaper/single.php on line 119
全世界待望の「Red Dead Redemption II(・・・ -
Warning: Use of undefined constant ・・・ - assumed '・・・' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/spiral-newspaper/www/public_html/wp/wp-content/themes/Spiral Newspaper/single.php on line 119
遂に来たPS Classic、しかし中身がVita TVでは・・・ -
Warning: Use of undefined constant ・・・ - assumed '・・・' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/spiral-newspaper/www/public_html/wp/wp-content/themes/Spiral Newspaper/single.php on line 119
なぜ『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン・・・ -
Warning: Use of undefined constant ・・・ - assumed '・・・' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/spiral-newspaper/www/public_html/wp/wp-content/themes/Spiral Newspaper/single.php on line 119
ゲームダウンロード販売サイト「Steam」のメリット・デメリ・・・ -
PUBGのPC版・スマホ版・Xbox ONE版の違いまとめ