エロゲーがコミケの物販に依存している？ダウンロード販売から一週して物販に戻る

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2014/08/8

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

今回の記事ではエロゲーがコミケ物販に依存している、というお話です。嘘のような話ですが…。

オンラインストアによるダウンロード販売

エロゲー・エロアプリはめっきりオンラインストアでのダウンロード販売が主流となりました。

（本当の事を言えば、ダウンロード販売よりも割れ厨が増加しているのですが、それはまた別のお話しという事で…。）

どちらにせよ、インターネットを介してエロアプリを購入・ダウンロードしているわけですから、時代も変わったと言えるでしょう。

しかし…それすらも昔の話

しかしながら、それすらも昔の話となっているようです。これはインターネットが衰退したという事ではありません。むしろ、スマートフォン・タブレットの急速な普及によって、インターネットはより身近なものとなりました。

では、なぜダウンロードによる購入が昔の話となってしまったのか。そもそも、「エロゲーを買うという行為そのものが薄くなってしまったのです。

「エロゲーは無料でするもの」という間違った常識が横行する事によって、わざわざ「カートに入れる」行為をしなくなってしまったと言うのです。

コミケによる物販

コミケは同人サークルだけが物販をする場ではありません。ここ最近のアニメブームなどの影響により、コミケが持つマーケティング力・プロモーション力は偉大です。

同人サークスだけではなく、企業がプロモーションを行う場でもあります。
（エロゲー・エロアプリの種類によっては、同人レベルが多いのもまた事実ですが…。）

前述したように、オンラインストアのダウンロード販売を行いつつも衰退していき、またコミケの物販がエロアプリ会社にとって重要になっているというのです。

ダウンロード販売の衰退とコミケのプロモーション力増大により、一昔前に行っていた物販によって保たれています。

もちろん、コミケの物販については、そこでパッケージ版を買わないユーザーがいても、後日ダウンロード版を購入するユーザーが多い事もあって、宣伝の場としても利用されています。

何事も一週するとは言いますが、インターネット時代にこのような白兵戦に戻るとは、誰が予想したでしょうか？

コミケでは記念として買ってくれる

コミケが通常の物販と異なるのは、「記念に」買ってくれるお客さんがいる事です。せっかくわざわざ並んで、はたまた遠くから時間をかけてコミケに参加しているわけですから、とりあえず何か購入する人が多いようです。

この現象は、映画館に行ってグッズが欲しくなる気持ちに似ていると言えるのではないでしょうか？私も映画館に行くと、無駄にグッズを買ってしまいます。

すべてのお客さんが記念品として、俗に言う「戦利品」として買ってくれるわけではないものの、現在の悲惨なエロゲーメーカーにとっては大切な収益であり、プロモーションの一環なのです。

コスプレイヤーがドヤ顔でキメるのだけがコミケではないのです。

まとめ

「物販が生命線」
と言うには大袈裟かもしれませんが、あながち間違ってもいないようです。

これだけの悲惨な現状がありながらも、割れ厨がいなくならない事が不思議で仕方がありません。

皆さんもコミケに行ってみたら、エロゲーにも注目してみて下さい。すべてのヲタクがエロゲーが好きなわけではなく、中には嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、覗いてみるだけでいいです。