カスタマイズできる3Dエロゲーの魅力

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2014/08/4

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このページの目次

1 概要
- 1.1 3Dエロゲとは？
- 1.2 応用編
2 まとめ

概要

エロゲー聞いて、大半のエロゲユーザーはAVD形式のものが思いつくだろう。
しかし、ADV形式だけがエロゲーではない！

近年のエロゲーは長く遊べる作品も増えてきたが、それとは別に根強い人気があるジャンルのエロゲーがある。

このデザイン微妙だな、もう少しああなっていたら…。
メガネっ娘が少ないぞ！
もっとあんなシチュエーションが見たい！
など、どこかで不満に思ったことはないだろうか？

そんなちょっとした不満と願望を解決してくれるジャンルそれが、3Dエロゲだ！

3Dエロゲとは？

大抵のエロゲーはADV形式でキャラクターデザイン(以下キャラデザ)が決まっている。
そのためユーザーはデザインの好みが別れやすい。

しかし、カスタマイズできる3Dエロゲはキャラデザに依存し難いため、実はユーザーが一番手に取りやすい作品形態なのだ。

“3D”なので、ユーザーがベースのキャラクターをカスタマイズして自分の理想のキャラデザに簡単に近づけられる。

人によってはどこかで見たキャラクターになったり、意外な組み合わせで新たな境地にたどり着く猛者もいるだろう。

ソーシャルゲームなどにあるアバターのように簡単に組み換えができるので専門的な知識も必要ない。

こういった作品では容量を抑えてパーツを増やすためなのか、シナリオやストーリーはあってもおまけレベルのものだった。

しかし、近年ではカスタマイズだけでなくシナリオにも力を入れているようだ。

ユーザーが所持するPCの性能も上がってきたので、グラフィックの向上と共に全体の質が上がったように思える。

応用編

ただカスタマイズするだけが3Dエロゲではない。

やる気のあるユーザーはこれをベースに別の作品を制作していたりもする。
3Dなので好きな角度・ポーズにしてこれを下絵にしてイラストを書く練習をするユーザーもいる。

規約の範囲内であれば、ユーザーは自分達が制作したMODを配布することも可能だ。

これにより、キャラクターや背景などシチュエーションの幅も広がり、より自分の理想とするキャラクターを制作することが出来るようになる。

3Dなので自分達でボーン(3Dモデルの「骨格」となる別データ)を仕込んだりして、より自然な動きを表現できるようにすることも可能だ。

ADV形式の2Dエロゲではできないことを出来るのが3Dの強みである。

まとめ

近年ではMikuMikuDance(通称MMD)が話題になっているが、エロゲ業界は2008年にMMDが発表される以前の2004年には人工少女2という3Dエロゲを出していたのだ。

いやはや、エロに賭けるパワーというのは凄いものだ。

家庭用ゲームでは3Dでゲームを制作することが当たり前になっており、その進化は凄まじいものだ。

エロゲーでも十分すぎるほどクォリティを出せているが、将来的には家庭用と同等かそれ以上のクォリティの3Dエロゲが発売されるかも知れない。

2Dには2Dの良さがあるので、ジャンルを問わず発展していって欲しいものだ。

最近ではpixiで話題になっている「うごイラ」で使用されているE-mote Free Movie Maker(えもふり)やE-mote(えもーと)を採用したエロゲが発売されている。

今後のADVゲームはまばたき以外の”表情”や”仕草”が自然に動く作品が主流になっていくだろう。

今回は3Dエロゲをピックアップしたが、2Dエロゲの今後にも期待したい。