大手エロゲー会社「アリスソフト」が東京支社の閉鎖のお知らせ

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2014/07/17

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このページの目次

1 概要
- 1.1 なぜ閉鎖？
- 1.2 アリスソフトについて
2 まとめ

概要

7月14日、アリスソフト（チャンピョンソフト）は自社の開発室ブログにて「東京支社の閉鎖のお知らせ」を発表した。

以下引用

東京支社の閉鎖のお知らせ

今後の方針

TADA

当社は、大阪本社（ハニービル）の他に８年ほど前から東京立川に開発兼営業事務所を設けておりましたがこの夏で閉鎖する事にしました。

理由は、まぁ・・いろいろあるのですが当社の見込みの甘さと力不足です。

今後についてですが東京立川のスタッフは大阪に合流してもらい大阪に戦力を集中してゲーム開発を頑張って行きます。

とのことだ。

なぜ閉鎖？

アリスソフトは「ランス」シリーズや「超昂」シリーズなど人気のエロゲーを開発している。

アリスソフトの熱心なファンは「残念だ」「これからも購入できるものは購入する」など様々なコメントが開発ブログに寄せられた。

かつては「東のエルフ、西のアリスソフト」と言われていたメーカーだけにファンとしては気が気でないだろう。

アリスソフトについて

1983年に株式会社チャンピオンソフト名義で設立。
設立当初は、全年齢で遊べるソフトを制作していたが、同時期にファミリーコンピュータ(ファミコン)が登場。

ゲームソフトの市場は客を家庭用ゲーム機に奪われる。
そして、これを機にチャンピオンソフトはエロゲーを中心に展開していくことになる。

「アリスソフト」は当初ブランド名だった。

次第に「アリスソフト」としてエロゲーを出すことが多くなり、アリスソフト名義でエロゲーを制作することになる。

エロゲー制作会社としては珍しく自社ビルを所有しており、社員の福利厚生面も充実していることで有名だ。

まとめ

「ランス」シリーズなど良質なエロとクォリティが高くゲーム性のあるエロゲーを多く出しているアリスソフト。

そんなメーカーでも東京支社の閉鎖に追いやられている。

理由は不況の影響なのか、ランスシリーズに陰りが見えてきたのか、はたまた別の理由なのか定かではない。

アリスソフト側としては理由を飲み込んでいる様子なので、もしかすると別の機会で東京支社の閉鎖の理由が判明するかも知れない。

今後は大阪で集中して開発をしていくということなので、暫くは大丈夫だろうが、いつまでもつのか分からない。

大手ですらこの現状なのだ、中小エロゲーメーカーも危ういところは多いだろう。

低品質乱造のエロアプリが多い今、アリスソフトのように良質なメーカーには踏ん張ってもらいたい。

時代の流れ、つまりスマートフォン（iPhone・Android）がPCにとって代わるような状況の中で、エロゲー会社も衣替えを行っていく必要がある。