【原付免許取得への道!連載記事第11回】手信号
記事の詳細
概要
前回は「駐車禁止場所」を覚えた。今回は「手信号」を覚えよう。手信号は交通整理や、自動車などの運転手が方向指示器などの代わりとして用いる。災害などが原因で、信号機が停止してしまった時に警察官がによる手信号が行われる。
あまり見かけるものではないが、災害はいつ起きるか分からない。そして、覚えておかないと交通事故にあう可能性もある。
こちらもしっかり覚えておこう。
手信号
この手信号で交通整理が認められているのが「警察官」と「交通巡視員」となっている。交通巡視員は警察職員で、主に交通に関する取締りや指導を行なっている。都道府県によっては廃止されており、警察官に統合されているようだ。
以下は警察官が行う手信号となる。
- 横に水平にあげた腕と同じ方向:青信号
- 腕を垂直に上げる:黄信号
- 警察官と対面か、警察官の背中が見える状態:赤信号
つまり、「警察官と対面」か「警察官が背中を向けている状態」は腕の位置に関係なく赤信号の扱いとなる訳だ。後ろを向いているからといって、気付いていない訳ではないので勘違いしないように。
灯火による手信号
「灯火」とは交通整理で使用する光る棒、あのライトセーバーみたいなやつのことを指す。- 警察官の脇を見る状態で灯火が横に振られている:青信号
- 警察官の脇を見る状態で腕が垂直に上がっている:黄信号
- 警察官と対面か、警察官の背中が見えている:赤信号
赤信号も通常の手信号と同じように「警察官と対面」か「警察官が背中を向けている状態」は腕の位置に関係なく赤信号となる。
運転者がおこなう手信号
おそらく、小学校の頃の交通安全教室などで一時期覚えた人もいるであろう「手信号」。それが運転者がおこなう手信号だ。方向指示器のかわりに使用されるが、あまり使う人はいない。どちらかというと自転車に乗っている人が稀に使用する位だろう。
とはいえ、試験に出るかもしれないので覚えておこう。以下がその手信号となる。
- 腕を真横に伸ばす状態:左折
- 腕をL字にした状態:右折
- 腕を斜め下45度に伸ばす:「停止」または「徐行」
- 腕を下に下ろし、手のひらを後ろに向けて前後に振る:バック
これらの動作は全て左手で行う。右手でこの動作を行なった場合は、左右逆の意味になるので気をつけたい。
まとめ
文章だと少し覚えにくいが、動画などで確認すると分かりやすい。最近だと東日本大震災地震の時に電力不足が原因で信号機が止まった地域があった。こうした時、手信号を覚えておかないと事故の原因になる。夏場の時期はロードバイクに搭乗する人も増え、手信号を使う人もいるので覚えておこう。
交通の流れを見ていればそこまで困ることはないが、覚えておいて損はしないはずだ。
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