【原付免許取得への道!連載記事第30回】問題集・その18
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このページの目次
- 1 概要
- 2 問題
- 2.1 Q.前方の二輪車は左ひじを垂直に上に曲げたが、これは右折や転回、右への進路変更の合図である。
- 2.2 Q.マフラーを取り外した二輪車を運転すると、騒音で周囲に迷惑をかけるかとになるので、運転してはならない。
- 2.3 Q.道路の右側にはみ出して追い越しをする場合は、できるだけはみ出し方を少なくするため、追い越す車との側方間隔を少なくしなければならない。
- 2.4 Q.上り坂の途中で前の車に続いて停止する時は、前の車が後退してくることを考えて、十分な車間距離をとらなければならない。
- 2.5 Q.安全な車間距離は、天候、路面やタイヤの状態などに関係なくつねに一定に保つべきである。
- 2.6 Q.白や黄色の杖を持って歩いている人、盲導犬を連れて歩いている人に対しては、警音器を鳴らして、速度を落として通らなければならない。
- 2.7 Q.下り坂は加速がついて危険なので、こう配にかかわらず、追い越しが禁止されている。
- 3 まとめ
概要
今回も問題を解答していく。車間距離や一般常識、ひっかけ問題などがあるので注意しよう。問題
Q.前方の二輪車は左ひじを垂直に上に曲げたが、これは右折や転回、右への進路変更の合図である。
答えは○。自動車の運転手が、右腕を車の外に出して水平に伸ばす合図も同じ意味になる。原付と自動車の手信号とでは意味が一部逆になるので覚えておこう。
Q.マフラーを取り外した二輪車を運転すると、騒音で周囲に迷惑をかけるかとになるので、運転してはならない。
答えは○。マフラーを取り替えるのであればOKだが、走行中の音が余計に五月蝿くなる原因にもなるので、周囲の環境にも気を配ろう。
Q.道路の右側にはみ出して追い越しをする場合は、できるだけはみ出し方を少なくするため、追い越す車との側方間隔を少なくしなければならない。
答えは☓。追い越す車との間には安全な間隔をとらなければならない。近すぎると事故の原因になってしまうので余裕を持った間隔が大事だ。
Q.上り坂の途中で前の車に続いて停止する時は、前の車が後退してくることを考えて、十分な車間距離をとらなければならない。
答えは○。前の車に近づき過ぎると、後退してきた時に追突するおそれがある。そのため、十分な車間距離が大事だ。
Q.安全な車間距離は、天候、路面やタイヤの状態などに関係なくつねに一定に保つべきである。
答えは☓。天候、路面やタイヤの状態、荷物の重量などを考慮して前の車に追突しないような安全な車間距離を取らなければならない。
Q.白や黄色の杖を持って歩いている人、盲導犬を連れて歩いている人に対しては、警音器を鳴らして、速度を落として通らなければならない。
答えは☓。警音器は鳴らさず、一時停止か徐行をして通らなければならない。
白い杖は視覚障害者が利用する杖、「黄色い杖」は弱視の人が主に利用する。法律的には視界にハンディキャップを抱えている人は、白色でも黄色でも良いとのこと。
Q.下り坂は加速がついて危険なので、こう配にかかわらず、追い越しが禁止されている。
答えは☓。基本的には○で合っているのだが、この問題では”こう配にかかわらず”とある。追い越しが禁止されているのは、”こう配が急な下り坂”(大体こう配が10%の坂)だ。
まとめ
あまり車間距離が離れ過ぎると渋滞などの原因になってしまう。周囲の状況に合わせて、安全な車間距離を確保しよう。白い杖と黄色の杖のように障害者への理解と配慮も必要だ。これは運転する時に限ったことではなく、日常生活においても同じことが言える。
例えばゴミのポイ捨てや、点字ブロックの上に居座る、駐車するといった行為も視覚障害者の通行の妨げになる。
また、自己中心的な運転は事故を招く。他者への気配りができる運転手でありたいものだ。
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