【原付免許取得への道!連載記事第31回】問題集・その19
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このページの目次
- 1 概要
- 2 問題
- 2.1 Q.標示はペイントや道路鋲などで路面に示された線や記号、文字のことをいい、規制標示と指示標示の2種類がある。
- 2.2 Q.交通量の多い市街地の道路を通行する時は、前照灯を常に下向きに切り替えなければならない。
- 2.3 Q.踏切に信号機がある場合でも、その直前で一時停止しなければならない。
- 2.4 Q.二輪車でぬかるみを通行する時は、高速ギアに入れ、できるだけ早くぬけ出すようにするとよい。
- 2.5 Q.車に荷物を積む時は制限を超えてはならないが、ナンバープレートが見えなくなって運転に支障はないので、そのまま運転した。
- 2.6 Q.安全地帯の指示内に、車は絶対に入ってはならない。
- 2.7 Q.交通整理の行われていない道幅が同じ交差点では、原動機付自転車は四輪車の進行を妨げてはならない。
- 2.8 Q.追い越しが禁止されている場所でも、軽車両を追い越すことは禁止されていない。
- 3 まとめ
概要
今回は少し特殊な問題が存在する。自動車免許を持っているような人でも間違えやすく、その地域に住んでいないと分かりづらい問題も出題される可能性があるので警戒しておこう。
問題
Q.標示はペイントや道路鋲などで路面に示された線や記号、文字のことをいい、規制標示と指示標示の2種類がある。
答えは○。黄色線の駐車禁止や転回禁止などの標示を規制標示といい、横断歩道や停止線、優先道路などを指示標示という。
この問題では”標識”ではなく、”標示”と書かれているので違いを理解しておこう。
Q.交通量の多い市街地の道路を通行する時は、前照灯を常に下向きに切り替えなければならない。
答えは○。対向する車の運転手を眩惑(げんわく)しないように前照灯を常に下向きに切り替えないと交通事故の原因になる。
眩惑とは強い光で目がくらんだ状態のこと。
Q.踏切に信号機がある場合でも、その直前で一時停止しなければならない。
答えは☓。一部の地域では信号機付きの踏切が存在する。
そういったところでは渋滞を避けるために、例え踏切前でも青信号に従うことが許されている。
このような場所は現在ではあまり残っていないが、道交法では残っているので試験に出る可能性は十分にある。
Q.二輪車でぬかるみを通行する時は、高速ギアに入れ、できるだけ早くぬけ出すようにするとよい。
答えは☓。低速ギアに入れて速度を落とし、バランスを取りながら一定の速度で通行する。高速ギアで速度を上げるとかえってバランスを崩すことになるので注意。
Q.車に荷物を積む時は制限を超えてはならないが、ナンバープレートが見えなくなって運転に支障はないので、そのまま運転した。
答えは☓。ナンバープレート、方向指示器、制動灯などが見えなくなるような荷物の積み方をした車を運転してはならない。
ナンバープレートはもちろんのことだが、方向指示器や制動灯が見えなくなると事故に繋がる恐れがある。
Q.安全地帯の指示内に、車は絶対に入ってはならない。
答えは○。安全地帯の中には、例外なく車は入ってはならない。
Q.交通整理の行われていない道幅が同じ交差点では、原動機付自転車は四輪車の進行を妨げてはならない。
答えは☓。四輪車が二輪車より優先するという規定はないが、左方の車、路面電車の進行については妨げてはならない。
Q.追い越しが禁止されている場所でも、軽車両を追い越すことは禁止されていない。
答えは○。自転車などの軽車両は、追い越し禁止の場所でも追い越すことができる。
まとめ
タクシーの運転手は、眩惑しないように対向車のヘッドライトが照らす地面を見るようにすることで眩惑対策を行なっているそうだ。自分でも気を付けるべきだが、もし眩惑しそうになったら試してみよう。一部に特殊な道交法も存在するので覚えておこう。
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