【原付免許取得への道!連載記事第5回】原付の積載量・「追い越し」と「追い抜き」
記事の詳細
概要
前回は原付に搭乗する時の服装と免許の点数制度について解説した。今回は原付に積める荷物のサイズ、追い越しと追い抜きの違いについて。追い越しと追い抜きの違いは標識問題でも出てくるので覚えておこう。
原付に積める荷物のサイズ
原付に限らず、どんな乗り物にも積める荷物(積載物)のサイズ・積載量がある。これは法律で決まっていることで、運転手は荷崩れなどを起こさないように、安全に運転できるように積載する義務がある。当然、積載物大きさ制限超過違反となり、1点の加点と反則金が課せらる。以下が原付で決まっている荷物のサイズとなる。
- 高さ:地上から2メートル以内
- 長さ:積載装置の長さに0.3メートルを加えた長さまで。 また、積載装置から前後に0.3メートルを超えてはみ出さないこと。
- 横幅:積載装置の幅に0.3メートルを加えた幅まで。 また、積載装置から左右に0.15メートルをこえてはみ出さないこと。
- 重さ:30kgまで
高さは、「積載装置」から2メートル、というひっかけ問題が出やすいの注意。積載装置とはキャリアの事で、原付や自転車の後部にあるフレーム製の台のところを指す。
また、重さに関しては例外として、「リアカー」を牽引している時のみ、リアカーに120kgまで乗せても良い。
ただし、最高速度は時速25kmまでと制限されている。実家が農家だったり、荷物を運ぶ時のために覚えておきたい。
追い越しと追い抜きの違い
「追い越し」と「追い抜き」。同じの動作のように思うかもしれないが、実際には違う。特に「追い越し」は間違えやすい標識問題でも出てくるので理解しておこう。追い越し
「追い越し」は、山なりのように移動して、前を走行している車の前に出ること。細い道などでは「追い越し禁止」の標識がある。イメージとしては、路肩の自動車や障害物を避けるため一度車線変更し、再度もとの車線に戻る状態だ。
追い抜き
「追い抜き」は、後ろから隣の車線へ移動し、走行している車の前に出ないで進行すること。要は山なり移動するかどうかの違いだ。2回車線変更するのが「追い越し」、1回の車線変更が「追い抜き」といえば良いのだろうか?
まとめ
まず、必要以上に大きな荷物を載せないことが挙げられる。といっても原付で乗せられる物などたかが知れており、あるとすればサーフボード位なものだろう。サーフボードは、サーフボードキャリアーで前後合計で30cm以上はみでていないことが前提になる。試験問題には出ないが、長さは前後に0.3メートルを超えてはならないことは覚えておこう。
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