エロゲーの断面図について

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2014/10/30

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このページの目次

1 概要
2 膣内の描写
3 やる気のない表現
4 まとめ

概要

エロゲーにアニメーションが導入されてからそれなりに時間が経つ。
最近では立ち絵の目パチ(瞬き)や口パク以外に、E-mote(えもーと)を採用したエロゲーが増え、立ち絵すら動くようになった。(えもふりは無料版なので商用には利用できない)

エロフラッシュも今だ根強い人気のあるコンテンツだ。

エロゲーのアニメーションといえば、フェラシーンや挿入時のピストン表現で採用されることが多い。

需要は少ないが確実にある、挿入時の膣内の“断面図”でもアニメーションが採用されることが多い。

膣内の描写

エロゲー、エロ漫画では膣内の描写を分かりやすくするために、断面図を描写することがある。

人によっては嫌う人もいるだろう。
要するに内臓の描写になる訳だから、比較的マニアックな部類に入る。

大抵の場合、この描写を批判される時は「こんなのは現実にはありえない」と言われる。どうありえないのかというのが以下のようなことだ。

・そもそも子宮はせいぜい親指程度のサイズ。
・骨盤すぐ上程度にある。
・空気はない。
・そんなに精液が大量に入る訳がない。
・子宮口をチンコが突破して、ボルチオ（ポルチオ）では簡単に感じない、もしくは激しく感じない。
・巨大チンコで一発で腹が妊婦みたいに膨れ上がるはずない。
・膣から一直線に子宮が直結してない
・そもそも子宮の位置がおかしい

とまぁ色々言われている。要するに、あの“断面図”はファンタジーなのだ。

そんなことはこちらとしても承知の上で楽しんでいるのだが、性癖というのはどうしても好みが出る。
ましてや、マニアックなものとなれば批判されるのも仕方ないだろう。

やる気のない表現

しかし、どんなに断面図がファンタジーでマニアックな描写でも雑な描写をされる場合がある。

テキストやセリフでは「スポーツをしているからか、よく締まる」「包容力ある絡みつくような襞」など書いてあっても“断面図”では、ヒダヒダも皺も無い、ツルツルな描かれ方をする場合がある。

これでは個性も何もあったものではない。
アヘ顔でも、ただ口を大開きにして白目をさせれば良いと思っている絵師・漫画家がいる。

いくらファンタジーな要素でも、このように拘りのない描写は非常に残念に思う。

まとめ

描写というものは使い方次第で大きく印象を変える。エロに限らず、なぜそういう描写をするのか考えていないということは、その作者が作品で本来伝えたいことも伝わらないということだ。

描き手が理解していないことをユーザーが理解できるはずもなく、その作品は終わってしまう。これは勿体無いことだと思う。

“断面図”は確かにファンタジーな要素だが、ヒロインによって書き分けることで個性も出せる。

例えば、萌え絵のエッチシ－ンでは断面図とのギャップにより、淫猥さをより醸しだすことも可能だ。

性癖というのは必ず好き嫌いがでる。
だからこそ、“こだわり”を持って制作して欲しいものだ。