漫画「ドリフターズ」最新刊4巻が10月27日発売！

2014/10/21

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 平野耕太
3 まとめ

概要

漫画家・平野耕太が描く、人気漫画「ドリフターズ」の最新刊となる4巻が2014年10月27日に発売される。

単行本としては第3巻以来、約1年7か月ぶりの発売となる。

今回の表紙キャラクターは「ドリフターズ」と書くと、故いかりや長介が率いていたコントグループ「ザ・ドリフターズ」のことを連想するだろうが、この作品は全然違うものなので注意。

異世界に召喚された古今東西の英雄は漂流者（ドリフターズ）と呼ばれる。

その内の一人、島津豊久は、織田信長や那須与一と共に、サムライの誇りをかけた国盗りを開始する。

漂流者と廃棄物(エンズ)の戦いを描いたアクションファンタジー作品で、現在もヤングキングアワーズで連載されている。

戦術以外にも、戦略や各キャラクターの思想が描かれ、国取り・拠点作りなど他勢力の動きも描かれている。
歴史上の様々な偉人達が入り乱れて戦う作品だ。

漂流者側は史実で生死不明のまま消息を絶った人物で構成されている。逆に、廃棄物側は非業の死を遂げた人物で構成されている。

作者いわく、「ぼくがかんがえた『聖杯戦争』(Fate/stay night)」だそうだ。

廃棄物側は、なんか超凄い能力的なものを使ってくるが、漂流者側はそういった物が無いので必然的に戦略を要いることになる。

平野耕太

「ヒラコー」とも呼ばれている。

作品中ではナチスが登場することも多い。ベタを多用し陰影を強調した画、特異なデッサン・ポーズ、そして芝居がかった大仰な台詞回しが特徴である。

登場人物は男女を問わず手袋・眼鏡を着用しているキャラクターが多い。

デビューから暫くはエロ漫画を執筆していた。
その後、一般雑誌「コミックガム」で「大同人物語」連載するも出版社から連絡もないまま連載終了となった。

1997年に「ファミ通PS」で「進め!!聖学電脳研究部」を連載するも、出版関連の騒動により、近年の角川書店版発売まで単行本が余り出回らなかった。

1998年から「ヤングキングアワーズ」にて「HELLSING(ヘルシング)」を連載。10年近い長期連載へと至る人気作となり、2009年に完結した。

2006年から2010年まで「ゲーマガ」で「以下略」が連載された。

単行本未収録作品がいくつもあるので入手できる機会があればゲットしておきたい。

まとめ

「ブラックラグーン」のような、どこかクサいクールな中二作品が好きな人であれば「HELLSING」は是非ともオススメしたい。もちろん「ドリフターズ」もだ。

それだけに好き嫌いの別れる作風なので、あまりハードルを上げずに読んでみて欲しい。

作者は描くペースが遅い方なので、次巻は気長に待つことになる。

「ドリフターズ」各話のタイトルは音楽タイトルを引用しているので、その楽曲を聞きながら読んでも面白い。

ゲンジバンザイ！