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『Fate/Grand Order』7人の新サーヴァントの正体とは?

2015/06/16

記事の詳細

『Fate/Grand Order』7人の新サーヴァントの正体とは?

概要

現在、TYPE-MOONが開発中のスマホ向けRPG『Fate/Grand Order』。

7週連続TVCMによる新サーヴァントの発表も終わり、何か新情報が来るのかと思いきやなにも来ず、ズコーッ!となったTYPE-MOONファンは多いだろう。

発表当初は2014年冬配信予定だったのが、2015年春になり、TVCMではさらっと2015年夏配信予定に変更されて本当は10年後配信じゃないのかと思ってしまう。

そんな『Fate/Grand Order』だが、現在、公式サイトでは事前登録が開始されており、登録するとレア召喚1回分の「召喚石」と「セイバー・リリィ」がサービス開始時にプレゼントされる。

公式サイトに掲載されている宣伝マンガ?「ぐだぐだオーダー」いわく6月までは春なので、事前登録がまだの人はまだ間に合う。

さて、様々な英雄が元ネタのFateシリーズのサーヴァントだが、7週連続TVCMによる発表も終わったので、新登場したサーバント達の正体でも推測してみよう。

ネタバレ要素も含むので注意。

『Fate/Grand Order』公式サイト

新サーヴァント

セイバー



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第1弾 セイバー編

色鮮やかな剣を持つ女性のサーヴァント。

CVは能登麻美子さんが担当するため、通称・能登セイバーと呼ばれている。
イラストはhukeさんが担当。

元ネタとして候補に挙がっているのは「アンゴルモア」だが、最も有力な説としてフン族とその諸侯の王「アッティラ」が挙がっている。

アッティラは現在のロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、自らを”西方世界の大王”とした。

公式サイトの紹介説明にもある”かつて彼女の戦場は、大陸の半分にも及んだ”と書かれており、浅黒い肌はアッティラの特徴でもあった。

アッティラは帝国の最盛期、自らの婚礼を祝う酒宴の席で急死する。
死因は大量の飲酒か、食道静脈瘤によって内出血による原因ではないかと考えられている。

ライダー



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第2弾 ライダー編

見目麗しい日本鎧風の衣装をまとったのサーヴァント。CVは早見沙織さん、イラストは坂本みねぢさん。

兄を慕い、周囲から迫害されるほどの才能をもっている。大半の人がその正体は「源義経」ではないかと予想しているだろう。

日本では有名な武将の一人で、幼名は牛若丸。
五条の大橋で「武蔵坊弁慶」を下し、兄・頼朝と共に平氏を滅ぼした”源平合戦”の最大の功労者だ。

しかし、独断専行や頼朝の許可を得ずに官命を受けたことで頼朝と対立することになる。

藤原秀衡(ふじわら の ひでひら)に匿ってもらうが、秀衡の死後、その息子である泰衡(やすひら)に攻められ、衣川館にて自害をした。

アサシン



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第3弾 アサシン編

メガネの誠実そうな青年のサーヴァント。自身に潜む「悪」に立ち向かう。

「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」ではバーサーカークラスとして登場し、本作ではアサシンクラスとして登場する。

CVは宮野真守さん、イラストは中原さん。

その正体は「ジキルとハイド」。二重人格を題材にした短編小説「ジキル博士とハイド氏」が元ネタだ。

ジキルの研究所から薬品を持ちかえり、それを飲んだことで凶悪な人格である「ハイド」が生まれた。

当初は道徳から切り離された純粋悪であるハイドの生活を楽しんでいたが、次第に薬を飲まなくとも睡眠中に無意識にハイドに変わっている自分に気付き、ジキルはハイドになる事をやめる決心をする。

しかし、抑圧されていた誘惑に耐えられなくなり再度薬を飲んだことで、ダンヴァーズ・カルー卿を惨殺することになる。

やがてジキルが薬品の調合のために用意していた特殊な材料の備蓄が不足し、新しく調合するも変化はなく、その後ロンドン中をくまなく探すが失敗に終わり、最後は処刑か自殺のどちら選ぶのかは分からないと手記に書き、この短編小説も終わりを告げる。

キャスター



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第4弾 キャスター編

大きなハサミを持ち、道化師のような姿のキャスター。CVは子安武人さん、イラストは下越(TYPE-MOON)さん。

いまいち正体が掴めないが、一応候補として挙がっているのは、小説「メフィストフェレス&ファウスト博士」とそれに関連したゲーテの戯曲「ファウスト」に登場する悪魔「メフィストフェレス」だ。

錬金術師であり降霊術師でもあった「ゲオルク・ファウスト」は、己の魂と引き換えにメフォストフィレスを召喚する。

メフィストフェレスはファウストの願いを叶えるかわりに、死後は自分の支配下に置くことを契約させ、契約に忠実な様子を見せるが、巧みな弁舌でファウストを操作しようとする。

多数の小説が発行され、小説によってファウストの結末も異なるようだ。

ランサー



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第5弾 ランサー編

赤い魔槍を操る女性。CVはセイバーに続き、能登麻美子さん。イラストはこやまひろかず(TYPE-MOON)さん。

王者の気質を備え、多数の弟子を持つことから「スカサハ(またはスカアハ)」と推測される。

英雄「クー・フーリン」に魔術や戦術を教え、魔槍ゲイ・ボルグを授けた。

スカアハは7つの城壁に囲まれた「影の国(ダン・スカー)」を統べる女王で、同じく影の国の最強の女戦士「オイフェ」と対立していた。

スカサハはオイフェとの対決でクー・フーリンを連れていくには修行不足と判断し、睡眠薬を使って彼を置いて戦場に出向くが、一時間後に目を覚ましたクー・フーリンは直ぐにスカサハの後を追いかける。

クー・フーリンの活躍により劣勢となったオイフェはクー・フーリンに一騎打ちを申し込む。

一騎打ちに負けたオイフェは、和解したクー・フーリンとの間に息子コンラを産み、スカサハはコンラにも技を伝授している。

知っている人がほとんどだろうが、クー・フーリンは既にFateシリーズにも登場している。

バーサーカー



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第6弾 バーサーカー編

黒い肌の巨体の戦士のサーヴァント。CVは安井邦彦さん、イラストはPFALZさん。

古代マケドニア王国のアレクサンドロス大王である「イスカンダル」の名を叫ぶ様子から、ペルシア帝国の王「ダレイオス3世」であると思われる。

アレクサンドロスの侵攻を受けたペルシア軍はマケドニア軍の後方から負傷兵を殺戮し、奇襲を計るが、この時の生存者によってアレクサンドロス大王にこのことが伝わったことで失敗。

劣勢に陥ったダレイオス3世は逃亡する。

体勢を立て直したダレイオス3世は大軍を擁して布陣し、アレクサンドロスを迎撃するが、夜襲を警戒して軍に武装したまま夜警を行わせたことで士気を損ない、再び敗走する。

一方でアレクサンドロス側も夜襲を将軍に進められるが、採用しなかったようだ。ダレイオス3世は逃走中、ベッソスによって謀殺される。

アーチャー



Fate/Grand Order 7週連続TV-CM 第7弾 アーチャー編

白い装束に大弓を持つアーチャークラスのサーヴァントCVは島﨑信長さん、イラストはpakoさん。

黒い肌に白い装束、大弓ということからヒンドゥー教の聖典に登場する英雄「アルジュナ」であると思われる。

神の王「インドラ」より生まれたアルジュナは非常に勤勉な性格で、思慮深かった。集中力もあり、優れた弓の才能もあった。

不死身の英雄「カルナ」とはライバル関係にあった。

二人は武術を習っていたときからのライバルで、その学習の成果を発表する会にて競い合い、それぞれパーンダヴァとカウラヴァというそれぞれの勢力の戦士として所属することになる。

クルクシェートラの戦いにおいて二人はその決着をつけるため、長い時間に渡り戦う。

カルナは罪を犯してバラモンの呪いを受けていたことで、大地に沈んでしまった戦車を持ち上げようとしていたところをアルジュナはアンジェリカ矢により首を射落す。

その後は、多くの戦を勝ち抜き、王国をアルジュナの孫のパリークシットに任せ、ヒマラヤで世を去った。

まとめ

かなり簡単にまとめたものなので詳細は各自で調べて欲しい。ここでは見えなかった人格や戦いを知れるだろう。

なお、公式サイトのキャラクターの項目では、各キャラクターのボイスを聞くこともできる。

本当に今年中にサービス開始するのかという不安もあるが、今は様々な考察をしながら期待して待つことにしよう。

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