NHKでコミケ特番！？『知られざるコミケの世界』

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2015/01/19

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このページの目次

1 概要
2 コミケを楽しむ参加者達
3 エロだけじゃない！

概要

2015年1月12日の午後6時10分からNHKで放送された特番『知られざるコミケの世界』。

日本最大の同人誌即売会『コミックマーケット（通称、コミケ）』がどのようなところなのかを多角的に紹介する番組が放送された。

そして、今回の特番では2014年12月29日～31日まで開催された「コミックマーケット 87」の様子が映し出された。

どんな紹介のされ方をするのかと戦々恐々していた参加者などオタク界隈ではこの特番に注目が集まっていた。

番組内ではサークル参加スペースを”店”、参加者を”客”と呼んでいたことを多く指摘されたが、蓋を開けてみると中々に好評で、「光コミケのを見た」「何度も参加してるのにマジで知らなかった」など様々な意見が出てきた。

問い合わせが多かったため、2015年1月18日午前3時にも再放送された。

コミケを楽しむ参加者達

番組では週刊少年サンデーで「ハヤテのごとく!」を執筆している漫画家・畑健二郎氏が自分から列形成を管理する姿が映し出され、NHKのインタビューに答えていた。

畑氏は「はじめまして。」というサークルで「それが声優！」というコミックの作画担当を行っており、アニメ化も決定した。

ニコニコ動画で人気の僧侶・蝉丸Pも登場し、サークル参加スペースで頒布をしている姿が映し出された。

一般の参加者では、アイドルマスターの安部菜々ちゃんが大好きな開業医（58歳）や宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長に扮した大阪在住（53歳）の年配の参加者など多数登場し、同じく大阪在住（53歳）のドイツ海軍大佐の軍服を身に纏った参加者は『自分の趣味と好み、年齢地位を忘れて全て、吐きだして怒られない歓迎される』とインタビューに答えていた。

エロだけじゃない！

コミケというと、どうしてもではエロいコミックばかりがイメージとして先行しがちだが、意外なものを頒布しているサークルもある。

例えば「痛基盤」と呼ばれる基盤にキャラクターが描かれた普段では絶対に見かけないものが番組内で紹介された。

他にも”日本のアニメは日本語字幕が少ない”こと描いた本も紹介され反響を呼んでいる。

番組内では紹介されていないものだと食べ比べをまとめた”食”に関する本なども頒布されることがある。
最近はミリタリーに関する本も注目を集めている。

こうしたサブカルチャーを紹介する番組はマイナスなイメージを持ってしまうが、今回の特番は良い意味で裏切ってくれたと言える。

この番組によって、家族から冷たい視線を向けられていた人達も少しは救われたようだ。

人が多く集まると綺麗事ばかりとはいかないが、オタクのマイナスイメージが少しでも良くなるというのは嬉しいものだ。