『NARUTO』がいよいよ完結!?海外でワンピースよりも人気な理由他

漫画・アニメ

　animation　movie　NARUTO　アニメ　ワンピース　映画　漫画　週刊少年ジャンプ　集英社

2014/08/4

記事の詳細

このページの目次

1 概要
- 1.1 海外ではワンピースよりも人気！？
- 1.2 設定の問題
2 まとめ

概要

週刊少年ジャンプで連載中の大人気長編漫画「NARUTO」がいよいよ終わるのでは？と専らの噂になっている。

忍の歴史そのものを紐解く今のシリーズに突入してからは、いつ終わるのか？と囁かれていたが、2年ぶりに公開される劇場新作映画がラストになるという事で、更に噂は加速しそうだ。

漫画の人気ぶりは、アニメ化やゲーム化が一つの指針となっているのは確かだが、NARUTOは大人気漫画故に、アニメ映画化されている。

しかしながら、そのアニメ映画が今作で終わるというのだ。比較対象としては間違っているかもしれないが、例えばあの「名探偵コナン」の劇場版が終了するとなると、「いよいよ完結か！？」と言われてもおかしくはない。

今回の映画は、原作者の岸本先生が制作に関わるらしく、その内容にも期待である。普通で言えば、アニメオリジナルや映画オリジナルのシナリオは、権限がないため大した変動も起きない。

だが、原作者が携わるとなれば話は別である。
原作者に権限があるため、好きなように話を作る事ができるし、ひいては原作に対する伏線や、映画で伏線を回収する事も可能なのだ。

週刊少年ジャンプのもう一つの看板漫画「ワンピース」も、原作者の尾田先生が関わった映画は、大ヒットしている。

原作者の岸本先生が制作する映画がラストとなると、熱い展開を期待せずにはいられない。

海外ではワンピースよりも人気！？

そんな日本で大人気の漫画「NARUTO」だが、海外でも大人気だ。一説によると、あのワンピースよりも人気だと言われている。

どういう風に評価するかどうか、その基準で変わってくるが、国内ではワンピースの右に出る漫画はない。NARUTOでさえ太刀打ちができない。

しかしながら、ワンピースは海外ではNARUTOの人気には及ばないそうだ。むしろ、NARUTOだけではなく、海外ではワンピースよりも評価されている漫画は数多く存在する。

設定の問題

これは、設定や取り上げている題材が問題なのではないかと私は考えている。ワンピースは海賊をテーマにした漫画だが、日本には海賊はいない。（ほぼいない。）

NARUTOは日本由来の「忍者」をテーマにした作品だ。海外には忍者はいない。これがポイントだと考えている。

私達は海賊の姿を知らないまでも、ワンピースの中に登場してくる海賊を受け入れている。知らないからこそ、胸躍り人気が出たとも言える。

では、忍者について詳しいかと聞かれれば、実は私達日本人も詳しくはないが、海賊と比較すればどうだろうか。少なからず、代表的な姿形は頭の中で連想する事ができるはずだ。

そう、海外の人にとって「海賊」というモチーフとなる存在は別にあって、むしろ現実に存在しているからこそ、ワンピースの中にある「海賊」像を受け入れる事ができないのである。

「こんなの嘘っぱちだよ」と言ってしまえば、それで終わりなのだ。
もちろん、創作物に対してこのような感情を抱いてしまえば、その人にとっての作品はそれまでである。

忍者に関して言えば、海外の方々は想像しにくい部分もあるため、NARUTOは受け入れられやすかったのだ。

「日本はこういうものなんだ」
これまた、こういってしまえば終わりなのだ。後は受け入れるか、受け入れないかは個人の自由なのである。

まとめ

NARUTOの物語が完結するのか、終わるのかどうかは確定ではないが、確実に終わりに近づいている作品の一つでもある。

小中学生の頃から読んでいるジャンプの看板漫画が終わってしまうのは寂しい気持ちになるが、若手が育っていないのもまた事実。

また、NARUTOは終わってしまっても、岸本先生の作品は終わらない。