ガンダムビルドファイターズはAGEが成し遂げないといけない事を実現した作品である。

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2014/02/8

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ガンダムビルドファイターズはAGEが成し遂げないといけない事を実現した作品である。

このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

ガンダムビルドファイターズが安定した面白さを提供してくれる。
ガンダムのプラモデル『ガンプラ』をテーマとした今作は、2期目に突入したが相変わらず好調だ。

主人公の2人を取り巻く様々なキャラクター達も良い味をみせて、現在は世界大会。
ライバル達と熾烈な争いを展開している。

また、ガンダムの本作のシリーズと言える『ガンダムUC』も好調だ。
この2つの作品がどちらも好調という事は、今後もガンダム人気が続いていく確たる証拠である。

だが、黒歴史もある。
それは、2011年10月から放送開始されていた、『機動戦士ガンダムAGE』だ。

平均視聴率は2.56%という低い数字。
また、AGEに登場する機体のガンプラの売れ行きも伸び悩む始末。

当初、ガンダムAGEは現代の子供達のために作る、と意気込んで発表された作品にも関わらず、ガンダムを知らない子供達にもウケず、従来のガンダムファンにもウケないという散々な結果に終わった。

ガンダムビルドファイターズを見ていて感じたのは、この作品はガンダムAGEが成し遂げる事ができなかった事を、私達に見せてくれているのではないか、という事である。

ガンプラとは言え

前述した通り、ガンダムビルドファイターズは『ガンプラ』っをテーマにした作品である。ガンダム本編のようにモビルスーツとして機能しているわけではない。

しかし、そのガンプラが闘う姿はまさに本物のガンダムそのものだ。
今作をご覧になった方はわかると思うが、迫力がある。

軽快なテンポ

作品の軽快なテンポも魅力の一つだ。
ガンプラバトルでは、重要なキャラクターのバトルも、大体1話の中に収めてしまう。

ガンプラとは言え、ガンダムとがんだむが1対1で本気で闘ったとしたら、決着が着くのにそう時間はかからない。

仮に、この記事を読んでガンダムビルドファイターズを観たいと思ってくれた方も、間延びしない展開に疲れなど忘れてしまうだろう。

程良い緊張感

バトルに迫力がある、という事は緊張感があるという事である。

ガンダム本編のように戦争ではないため、生き死にがかかっているわけではないが、魂や誇りをかけているのは共通している。

まとめ

ビルドファイターズに登場する機体は歴代の名だたるモビルスーツ・モビルアーマーだ。これは、シリーズを通して観ているファンにはたまらない事だろう。

しかし、登場する機体を知らなくても十分楽しめる出来になっている。
AGEが実現できなかったこと、今の子供達にガンダムの魅力を伝えている作品に仕上がっているのだ。