こいつ動くぞ！独自開発アニメーションシステム「Super2.5EXD」

アダルト・18禁

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2015/01/13

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 TINKLE BELL(ティンクルベル
3 まとめ

概要

コミックマーケット 87も終わり、サークル活動を行っている人達は一息ついている頃だろう。

中には次のコミックマーケット 88に向けて新作の制作に取り掛かっているサークルもあるだろう。

サークル活動を行っている人の中には自作ゲームを制作している人も少なくなく、いわゆる同人エロゲーという分野も日々進化し続けている。

最近は商業エロゲーよりも勢いがあるのではないか？という位にその勢いを伸ばしている。

今回はそんな同人エロゲー制作しているサークルを紹介する。

TINKLE BELL(ティンクルベル

まずは何も言わずこのムービーを見て欲しい。

PC「輪舞曲Duo～夜明けのフォルテシモ～」体験版

いかがだろうか？今までのADV形式と違い、画面内のキャラクター達が滑らかに動いているのが分かるだろう。

これは個人製作サークル「TINKLE BELL(ティンクルベル)」の独自開発アニメーションシステム【Super2.5EXD】(スーパーエクストラディメンション)を使用して制作した同人エロゲーだ。

一見すると3D作品にも見えるが、”2.5″というだけあって完全3Dでは無い。それでいて滑らかにアニメーションをしている。

有限会社M2のモーション技術「E-mote（エモート）」やPixivの「うごイラ」とも違う表現で、見ていて面白い表現になっているのではないだろうか。

これが同人エロゲーだというのだから驚きだ。

最近の同人界隈では、ハイクオリティな3Dムービー作品も増えてきており、エロに限らずアニメーション作品が増えてきている。

コンシューマでもアークシステムワークスが発売した「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」のアニメーションに驚かされたのも記憶に新しい。

「TINKLE BELL」のこの技術は凄いには凄いのだが、最新作「輪舞曲Duo -夜明けのフォルテシモ- ぷにゅぷりff」は12GB以上の容量を使用するので、プレイするPCにはある程度の性能を求められる。

補足しておくと、TINKLE BELLは”ふたなり作品”を主に制作しているので苦手な人は注意して欲しい。

だが、このサークルの作品を機に新しい扉を開いても良いだろう。

まとめ

個人的にはTINKLE BELLの立ち絵は動き過ぎて演出過剰に見えるのでE-moteの方が好みだが、あの滑らかなアニメーションは十分に魅力的だ。

簡単に甲乙付けられるものではないだろう。

ゲーム業界も日々進化し続けているが、それと同時に同人ゲームも進化し続けている。今現在、同人ゲームを制作しているサークルの多くがコンシューマゲームに影響を受けていることが伺え、同人エロゲーはエロゲーの全盛期の頃を知っている人が多いように思える。

同人界隈がひとつの話題で盛り上がるということは、商業作品で話題になる作品が出てきたということだ。

同人のサークル活動はグレーゾーンなところが多く時には問題になるが、商業作品をリスペクトしつつ、TINKLE BELLのように独自の路線を走って欲しいと思う。