【原付免許取得への道!連載記事第20回】問題集・その8
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概要
今回も基本的な問題から。今回はブレーキに関する問題が多めとなっている。自転車でも自然にする行為が多いが、文章にすると意外と分からなくなるので注意しよう。
問題
Q.空走距離とは、ブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離である。
答えは☓。ブレーキが効き始めてから停止するまでの距離は”制動距離”となっている。
“空走距離”はドライバーが危険を感じてブレーキを踏み、ブレーキが効き始めるまでにかかった距離のことを指す。
そして、空走距離と制動距離を合わせた距離を”停止距離”という。
Q.原動機付自転車は、交通が渋滞しているときでも、車の間をぬって走ることができるので便利である。
答えは☓。交差点待ちなどでこれを行う人は多くいるが、危険なのでオススメはしない。
特に法律で禁止されていないのも問題だろうが、だからといってやっても良い行為という訳でもない。
事故の原因になるのでやめよう。
Q.車の停止距離は、積荷の重さや速度等に影響されるが、運転者の身体の状態には影響されない。
答えは☓。○のようにも思えるが、運転手のブレーキを仕様するタイミングなどは、運転手の健康状態などに大きく影響する。睡眠不足で注意力散慢な状態などは危険な状態だ。
Q.歩行者の側方を通過するときは、安全な間隔をあけ、かつ徐行しなければならない。
答えは☓。これも一見すると○のように思えるが、安全な間隔がとれるのであれば、徐行する必要はない。
逆に安全な間隔がとれない時は徐行しなければならない。
Q.ブレーキをかけるときは、最初はできるだけ軽く踏み、それから必要な強さまで徐々に踏み込むようにする。
答えは○。アクセルを戻しながら軽くブレーキを踏んでから、必要な強さまで徐々に踏み込もう。
Q.遠心力の大きさは、速度が一定ならカーブの半径が大きいほど大きくなる。
答えは☓。遠心力は、カーブの半径が小さいほど大きくなる。
まとめ
基本的にブレーキをする時に推奨されているのは、アクセルを戻してから3回に分けてブレーキを行う方法が推奨されている。自動車でもこの方法が推奨されており、自動車学校でも習う。渋滞や交差点での停止中に自動車の前に出ようとする原付やバイクは多い。
グレーな行為ではあるが、左折する自動車の内輪に巻き込まれる可能性もあるので、あまりしない方が良いだろう。
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