【原付免許取得への道!連載記事第13回】問題集
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概要
前回、前々回とひっかけ問題を紹介してきたが、今回は少し普通の問題を中心に見ていこう。内容をしっかりと読んで、その状況を想像してみるれば騙されることはないはずだ。問題
Q.走行中前方に障害物があるときは、その地点に達したときに先行した車が必ず優先する。
答えは☓。障害物のある側の車が一時停止か減速をして、反対方向の車に道をゆずる必要がある。つまり、障害物が左側にあるなら反対方向である右前方から来る車を優先する必要があるという訳だ。
その後、障害物を避けて前進する時は前方から来る車を注意する必要がある。
Q.原動機付自転車の最高速度は、30キロメートル毎時である。
答えは○。“最高速度”と”毎時”と書かれているので一瞬勘違いしそうになるが、法律では最高速度は30km/hとなっているので○となる。出そうと思えば50~60km/h出せるが、無難に30km/hと答えておこう。
Q.上り坂の頂上付近とこう配の急な下り坂は、追越しが禁止されている。
答えは○。上り坂の頂上付近では、どうしても前方の視界が悪くなり、反対側からくる車の姿を見つけにくい。また、急な下り坂ではスピードが出やすく、急停止が難しくなるため、事故の原因になりかねない。
何にしても無理な追越しはやめよう。
Q.急ブレーキをかけると、横すべりを起こすおそれがあるので、ブレーキは数回に分けてかけるようにするとよい。
答えは○。自動車学校でも習うことで、原付にもこれが適応される。
そのため、停止を行う場合は、スピードを落としながらブレーキを数回に分けて行うことが推奨されている。
Q.踏切では一時停止後、踏切の先に自分の車が入る余地があることを確かめてからでなければ、発進してはいけない。
答えは○。踏切の先に自分の車が入る余地無い場合、横から着た電車と衝突してしまい、大事故に繋がる。その悲惨さは想像に難くないだろう。
Q.徐行とは、10キロメートル毎時以下の速度で走ることである。
答えは☓。徐行の意味は、”車がすぐに停止できるような速度で進むこと”を指す。つまり、10km/h以下だろうと、直ぐに停止できなければそれは”徐行”とは言えない訳だ。
ひっかかりがちな問題ので覚えておこう。
まとめ
基本的には反対方向からくる車を意識した運転が必要とされる。でなければ正面衝突事故が発生してしまうからだ。原付は車と違い、自身がむき出しの状態で走行するため、事故時の衝撃を吸収できず身体へのダメージが大きい。
できればプロテクターを身に付けて搭乗しよう。
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