オフラインRPGの究極形態。なぜ、ゼノブレイドは面白いのか?
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ゼノブレイド購入
ついに念願のゼノブレイドを購入しました。ネットなどの口コミやamazonレビューが決めてでした。
珍しく通販ではなく店頭での購入。
TSUTAYA2店舗になく、ブックオフになく、ブイレックスになく、イオンになく!ゲオにもなかったのですが、、、ちょっと遠いゲオに電話したら在庫アリとの事。
無事に購入しました。
購入した後に気付く。
何故最初から電話しなかったんだろうと。
購入して1週間弱。攻略チャートを見る限り、大体半分まで進んだぐらいだと思われます。
まだクリアはしていないし、下調べをした上での購入ですが、このゲーム、、、かなり面白いです!
ゼノブレイドが好まれる理由
ゼノギアス、ゼノサーガとの関係
ストーリー的な繋がりは無いと言っていいでしょう。やはり、ゼノシリーズはナンバリングタイトルで発売されないのが持ち味ですし、過去の作品をプレイしていない方でも安心して楽しむ事ができます。
ただ、終盤の方では過去の作品を想起させるような演出はあります。
こちらの方も、演出程度ですので、むしろ過去作をプレイした経験のあるユーザーを楽しませるための要素だとお考え下さい。
面白さの理由
ストーリー
タイトルにも含まれている、モナドと呼ばれる剣を中心に話は展開されていきます。ですので、過去のゼノシリーズに比べるとファンタジー色が強い作品に仕上がっています。
ストーリーそのものは、中だるみもなく、かと言って話だけが先行してプレイヤーを置いてけぼりにするような事もありません。
キャラクター
キャラクターについては好き嫌いが別れる部分もあると思いますが、シリアスさと緩さのバランスは丁度良いと思います。戦闘システム
戦闘の雰囲気はファイナルファンタジー12を彷彿させます。敵のシンボル、というか的そのものがフィールドやダンジョンでウロウロしていて、画面繊維無しで戦闘に入ります。グラフィック
グラフィックについては指摘がアリ。キャラクターの細かい表情や、フィールドの華麗さは、物足りない感じはする。ただ、今でこそ先端機ではないWiiのソフトなので、このあたりは多少許容する必要があるだろう。
細部や華麗さに物足りなさはあるものの、手を抜いたものではなく、それぞれのパーツの作り込みは満点。
世界
歴代のRPGでも群を抜いていると言っても過言ではない。どのエリアも美しく、特色がある。
例を挙げると、FF13のグラン・パルスのようなエリアが、たくさんある感じ。
FF13でも、あのあたりから一気に面白くなるのだが、いかんせん終盤からというのが難点。
その点、ゼノブレイドは序盤からフィールドを自由に歩き回る事が出来る。
また、これもFF13を思い出してほしいのだが、レベル差がかなりある敵がウロウロしている。
うっかりエンカウントすると瞬殺されるので注意。たいていは、グラフィックがいかにも強そうなため、注意を払っていれば大丈夫かも。
ユーザーのコメントを見ていると、このあたりの緊迫感が好きな人も多いようだ。
とにかく、このゼノブレイドの世界観は一番のオススメポイントである。
音楽
今やゲーム音楽は一つのジャンルであり、文化である。フィールドや街の雰囲気を盛り上げるために欠かせない要素の一つであり、Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトでも、ゲーム音楽の動画は人気だ。
ゼノブレイドの評価が高い理由の一つに、この音楽も上げられる。
前述したストーリーの展開や世界の雰囲気を補完するための音楽が、ここまで素晴らしい仕上がりになっている作品はそうはない。amazonレビューや某巨大掲示板を覗いてみても、ゼノブレイドの音楽を称賛しているユーザーは多い。
それだけゼノブレイドの音楽は名曲揃いなのだ。
実は、ゼノブレイドの音楽を手掛けた主要スタッフの中に下村陽子氏がいる。この名前を見ただけで納得する方も多いだろう。
スクウェア・エニックスのキングダム・ハーツシリーズが一番有名かもしれない。私は、Bealy Belovedを始めとするキングダム・ハーツの曲も好んで良く聴いている。下村陽子氏の最大の魅力、世界と音楽をリンクさせるのが上手いところだ。
下村陽子氏は、カプコン・スクウェア(現スクウェア・エニックス)に在籍していたが、現在はフリーの音楽クリエイターとして活動していてファンも多い。
そんな彼女が音楽を手掛けているのだから、満足のいく曲になっているわけだ。
昼夜で曲が変わるのだが、これがまた良い。
基本的なメロディーは同じだったりするのだが、曲調が変わる。この、全く違う曲にしないバランスを生んでいるのだ。
フィールドや街にもよるが、昼は比較的アップテンポで明るく、夜はそれをスローテンポにして心地良さを。
聴き比べをするのも楽しみの一つである。
やり込み
クエストはかなりの数があり、メインシナリオよりもハマってしまう人が多い。まだ請けていないクエストのアイテムは、未来視でわかるため、売ってしまう事がないのもゼノブレイドの特徴か。レベル100を超えるモンスターも何体か用意されており、モチロン、ラスボスよりも強く、究極に鍛えられたパーティでしか倒せない。
キャラクターの育成に欠かせない性格も5つ用意されており、特定の条件を満たすと開放される。
コロニー6の復興などのイベントもあって、本編以外でも楽しめる事だろう。
親切設計
ゼノブレイドは発売前から親切設計を心がけていると語られており、実際にプレイしているとストレスを感じる事が少ない。ドラクエ10をプレイしてからゼノブレイドをプレイしたからなのかもしれないが、移動速度が速く感じる。しかも、これは装備によって更に速度を上げる事が可能である。
また、次の目的地も画面右上のマップに表示される。もちろん、こういうゲームも今では増えてきて珍しいわけではないが、フィールドが広大なゲームなだけに嬉しい限りだ。
そういえば、目的地をマップに表示するので一番最初に思い浮かぶのはファイナルファンタジー10なわけだが…。
更に目的地をアイコンで表示してくれるだけではない。なんと、”距離”も数値化されて表示されるのだ。目的地に近づくにつれて数値が下がっていく。これは何と親切設計か。
そして、この”親切設計”は物語にも関係している。
“モナド”に選ばれた主人公のシュルクは未来視(ビジョン)を見る事が出来るのだが、まだ請けていないクエストに必要なアイテムを入手した際に、それを見る事が出来るのだ。
モンスター討伐系では問題ないのだが、いわゆる”おつかいクエ”が多いゲームでは、入手したアイテムの扱いに困る事がある。持ち物がいっぱいになってしまった時や、金に困った時に、”どのアイテム”を手放せばいいのかわからないためである。
これは物語のシステムが融合していると言えるだろう。
続編の話
Wiiという一世代前のハードのソフトという事と、未だに人気が衰えない事もあってか、ゼノブレイドのソフトの価格は下がらない。プレミア価格扱いをしているお店もあり、その人気が伺える。また、最近更にゼノブレイドを品薄にさせている理由がある。
何と、ついに新作の情報がリークされたのだ。
2013年6月11日に放送された”Nintendo Direct”にて、目玉情報の一つとして映像が公開された。ゼノブレイドを手掛けたモノリスソフトの完全新作RPGで、「ブレイド」の名称は引き継ぐ可能性は低いが「ゼノ」ブランドは冠すると予想されている。
ゼノブレイドで好評だった、オープンワールドRPGの雰囲気を呈しており、ユーザーの気持ちが汲みとられているのではないだろうか。
また、巨大生物の姿が確認されており、ゼノブレイドのオープンワールドが何故成功したのかを、制作側が一番理解している証拠だろう。
ゼノブレイドのように、序盤から強キャラがウヨウヨしていて緊張感のある世界に…?
皆さんはこの”Doll”を見て思い出さないだろうか…?
私は真っ先にゼノギアスに出てくる”ギア”を思い出した。キャラの成長も楽しいが、”ギア”の強化も楽しめたし、何と言ってもバトルをする姿の迫力は圧巻だった。
新作ゼノシリーズにこの要素が加わるのならば、間違いなく”買い”だろう。
2014年にWiiUから発売予定の新作。
今から楽しみで仕方ないが、それまでにゼノブレイドを存分に堪能する事としよう。
まとめ
オンラインゲームやソシャゲが台頭していく中で、ゼノブレイドはオフラインRPGにおける”一つの答え”を私達に見せてくれた。グラフィック重視のゲームが増えていき、「映像の向上は求めていない」という声も多い中で、やはり町やフィールドの大切さを再認識させてくれた。
それは、単調な綺麗さではなく細部までの作り込みや、「どこまでも行ける」事がユーザーの冒険心を掻き立てたに違いない。
いくら解像度が高くて町やフィールドが綺麗でも、一本道なら意味がないという事。
ユーザーは映像の向上が嫌なのではなく、映像の向上によって冒険出来ない事に対してフラストレーションが溜まっているのだ。
無機質に動く人、入れない家、飛び越えれない柵…そんなものは弊害でしかない。もちろん、行かないユーザーもいるだろうが、選択出来ない事そのものが問題なのだ。行かないユーザーは行かないユーザーで、それもまた選択の一つだからである。
ゼノブレイドの世界は液晶の中に確かに存在して、そこで暮らす人々は生きている。
私達は久しぶりに冒険をしていて、幼い頃のRPGゲームをプレイした時のワクワクした気持ちを思い出す。
いつからだろう、RPGをしてドキドキワクワクしなくなったのは?年をとったからなのか、ゲームが変わったからなのか。
そういう人は、是非ゼノブレイドをプレイしてみてほしい。
幼い頃に感じたあの気持ちは嘘なんかじゃなく、それもまたそこに存在していたのかがわかるから。
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