大人気少年漫画HUNTER×HUNTER

冨樫義博原作のハンターハンターの伏線のまとめ記事です。
作品の批評やキャラクターの強さ議論はあまり含めず、あくまでも現時点で未解決の伏線の話をしたいと思います。

休載期間が長く、それはまた伏線の考察期間が長いとも言える大人気漫画。
一緒に考察していきましょう！

伏線まとめ

ジャイロ

キメラアント編で別視点で描かれたジャイロ。NGLのボスだった人間。現在はキメラアントになっていると思われるが、すぐさま人間の頃の理性で行動するようになります。

キメラアント初期の頃に突然挟まれたエピソードで、ここだけ浮いている感じがする回でした。

語られている雰囲気から察するに、ゴンの最大の宿敵になりそうな気がします。ヒソカともゲンスルーともピトーとも違う。

手段が目的になってそうなタイプかもしれません。世の中をただメチャクチャにする事が目的。
私の予想だとクリストファーノーラン監督作品、ダークナイトのジョーカーみたいなキャラクターだと妄想。善と悪の概念だけでは語る事ができない、解決する事ができない、ゴンがこれまで対峙した事のないキャラクターに。

キメラアント編は休載が多く、ハンタの存続自体危ぶまれていたため、冨樫はジャイロの事はもう描かずに終わるのだと心配していましたが、最後の方で名前だけ出てきて安心。先生、描く気はあるんですね…。w

ジャイロの頃の記憶を持つ者が何人かいて、NGLのトップもしていた頃から、カリスマ性を持っているキャラクターだと考えられます。幻影旅団のクロロのような感じでしょうか？
今後が楽しみです。

残された繭、そして孵化

ハンター協会…、というよりパリストンが回収したと思われるキメラアントの残された繭。モラウさん曰く、もう俯瞰したとされており、数と質からかなりの武力になると思われます。
暗黒大陸編でもパリストンが登場しそうな事から、俯瞰した繭についても何かわかるかもしれない!?
もしかしたら、暗黒大陸の攻略の際に、この兵隊達が使われるかもしれませんね。

クラピカのその後

クラピカはHUNTER×HUNTERの中でも屈指の人気キャラクターですが、そのクラピカのその後。
最後のシーンでは電話を無視して、部屋に一人佇んでいました。その部屋の中には、おそらく”緋の眼”と思わしき物が並べられていました。数から考えると、かなりの数の緋の眼を取り戻したと考えられますが…。

黒スーツに身を包み、以前にも増して凄みが増したクラピカ。
ノストラードファミリーのボスは娘の能力のおかげで裏社会で名を上げていましたが、娘の能力がクロロに盗まれてしまった今、失脚してクラピカがボスになっているかもしれません。
もしくは、クラピカが旗を上げたか…？

いずれにせよ、あのシーンはカタギの友との別れ、みたいなものを現しているのではないかと感じました。
そして、幻影旅団とのバトルはあったのかどうか、気になるところです。

クラピカ人差し指の能力

クラピカの鎖を具現化した念能力は、指毎に個別の能力があります。（この時点でかなりチートですが…。）

人差し指の能力だけは未だに明らかになっていません。

クロロの除念

クラピカによって念能力を封じられた幻影旅団団長のクロロ。
しかし、グリードアイランド編に登場した除念の念能力者によって解除されたと思われます。

クロロの念能力が復活したとなると、クラピカがまたまた大ピンチなのです！

クロロ対ヒソカ

戦闘狂・殺人狂などと呼ばれているヒソカ。彼の楽しみは強い人間と戦う事、殺す事です。幻影旅団の団長クロロと戦う事を望む彼は、除念師の捜索に協力的でそのためにグリードアイランドをプレイしていたと言われています。

2人が戦った場合、一体どちらが強いのか!?すでに戦ったのか!?

ジンの能力

未だに明らかになっていないゴンの父親、ジン・フリークスの念能力。様々な説がありますし、実はあまり強くないのではないかとも言われています。（実践向きではない）。
しかし、亡きネテロ会長いわく、ジンは念能力者としては5本の指に入るとの事。これは相当強いという事ではないでしょうか。

ジンの能力の憶測は飛び交っていますが、代表的なものを下記にまとめてみました。

1．生き物に手なずける能力
すごく前のシーンになってしまいますが、ジンが巨大生物の上に乗っているシーンがありました。しかも、その巨大生物は更に巨大な生物の上に乗っていて、その巨大生物は更に巨大な生物の上へ…という印象的なシーンでした。

また、最初のカイトのセリフで「良いハンターってのは動物に好かれる」というセリフもあります。

2．時間操作の能力
あまり根拠はないですが、能力者モノではお約束の能力。
ジンの念能力がここまでのものだったら、かっこいいなーと。

3．空を飛ぶ能力
ジンは常に世界を飛び回っているイメージですので、空を飛ぶ能力はアリかなーと思いました。（どうだろ？）

4．運を操作する能力
弟子のカイトの能力がスロットですし、ジンも”運”に関係する能力かと思いました。
グリードアイランド編では、ドゥーンが改名してから運気が上がったと言ってたのが伏線になっているかもしれません。

また、会長を決める総選挙でも候補に本命や大穴などのランク付けをしていたのも気になります。

5．テレポテーション（瞬間移動）
こちらも空を飛ぶ能力と同じ理由です。
しかし、選挙の時は一緒に閉じ込められていたんですよねぇ…。

6．ゴンそのものが念能力
ゴンはジンの念能力だと予想。（ちょっと無理矢理ですか？）

ゴンの母親

ゴンの父親は言わずと知れたジン・フリークスですが、実の母親の事は語られていません。育ての親のミトさんが母親代わりですが、本当の母親は出てくるのでしょうか？

また、”ゴンはジンの念能力”説や、”ゴンは人間と魔獣”のハーフ…など幽遊白書っぽい説もありますね。

カルトの目的

暗殺一家ゾルディック家の一員でキルアの弟。しかし、ゾルディック家でいながら幻影旅団に所属しています。キメラアント編では、流星街に陣取っていたザザン隊のキメラアントを倒しました。
その際に念能力も披露していて、兄でゾルディック家の中でピカイチの才能を持っているキルアでさえ念能力を取得したのは最近なのになぁ…と思ってしまいました。

「兄さんを取り戻すため…」と語られているように、何らかの目的があって幻影旅団に入団したと考えられます。
また、キルアの母親と一緒にいる事が多いため、性格も嫉妬深いのではないでしょうか？取り戻す相手は、ゴン達かもしくはアルカではないかと言われています。

流星街

ヨークシンシティ編でその存在が語られた流星街。
最初は幻影旅団の出生のための設定だと思っていましたが、流星街はこの作品の中で一つのテーマになるかもしれません。

「何ものも拒まないから奪うな」が流星街のキーワードですが、富樫先生であれば、キメラアント編のクライマックスと同様に、良い感じに料理してくれそうです。

戸籍も名前も存在しない流星街の住人は、マフィアには持ってこいの人材ですし、幻影旅団はその中でも特異な存在。
そして、あのジャイロが向かった先も流星街。ジャイロを追いかけたウェルフィン・ビゼフ・ヒナの3人。
ここからもわかる通り、まだまだ流星街は出てきそうですね。

ビヨンド・ネテロ

今回の休載前に登場したネテロ会長の息子を名乗る人物、ビヨンド・ネテロ。

胡散臭いと思いながらも、十二支ん達が胸打たれたようにどうやら本物っぽいです。
武を極めたネテロ会長の息子なだけに、かなりの強キャラだと思われます。

伏線…というより今後の展開で明らかになっていくと思いますが、気になります。

闇のソナタ

本筋とはあまり関係ないと思われますが、クラピカの良き理解者、”センリツ”が探し求めている魔法が作曲した伝説の楽譜。演奏したものに良きせぬ事が訪れると言われるその楽譜は今後関わってくるのでしょうか？

センリツは醜い容姿をしていますが、きっと呪いをかけられる前は美人だったのではないかと思っています。クラピカ君の恋キャラになるんじゃないかなぁ…。

闇のソナタの設定はセンリツの目的のためですが、富樫先生の事ですので今後の展開に関わってくるのでは、と予測しています。

シルバのセリフ

ゴン達がキルアの実家を訪れるゾルディック家編での最後の方のシーンですが、シルバが意味深なセリフを放っています。

「いつか必ず戻ってくる。あいつはオレの子だからな」

アルカ編を終えても、シルバのこの言葉通りの展開にはなっていません。ゴンとキルアは別れましたがキルアは家に戻るわけではなく、アルカと旅をしています。
また何かをキッカケにゾルディック家に戻り、最初の頃のダークサイドキルアに戻るのではないかと予想。そしてゴンと再会。

まとめ

HUNTER×HUNTERに関する議論は尽きません。

結局最後に行き着くのは…富樫先生！再開して下さい！！
お付き合いいただきありがとうございました。

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