エロゲ業界の人材不足について
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概要
エロゲ業界が縮小しているという話題は散々でているが、「Warez(ウェアーズ・ワレズ)」所謂、「割れ」だけが問題ではない。もちろん「割れ」問題の影響も大きいが、ユーザーの見えないところでもエロゲ業界は多くの問題を抱えている。
その問題の一つに開発スタッフ不足というのがある。
まず、絵師は不足していない。
実力のある絵師ならば多少なりとも話題になるので、探そうと思えばいくらでも探せる。
声優に関しても、既にシステム構築がされている状況だ。
では、開発のどこが不足しているのか?
グラフィッカー
「グラフィッカー」の定義は職種によって変わるが、ゲームの場合はテクスチャを描くのがメインになる。エロゲーの場合は塗り・背景が主な担当。
他には線画の修正も行う。
このグラフィッカーの塗り方次第でCGのデキが良くなったり悪くもなったりする地味ながらも重要なポジションだ。
イラストの総合的な実力が強い絵師でなければ難しい。
メーカーは外注に頼むこともあるが、そこでも背景を写実的に描ける人が不足している。
メーカーによってはロゴやパッケージデザインを頼まれることもあるようだ。
シナリオライター
主にシナリオや企画・プロットを担当するのが「シナリオライター」だ。このシナリオライターも不足しており、ライトノベルやアニメ業界に人材が流れている状況だ。
文章の質と量を常に求められ、ユーザーから不満を買いやすい立ち位置なだけにメーカー側も慎重だ。
そのため、ある程度安定して書けるシナリオライターが回している状況だ。
まとめ
各メーカーがスタッフを募集している中、何の制作物を提出せずに面接を受けるのは愚の骨頂だ。最初から営業広報として入るつもりならそれでも良いだろうが、制作に関わろうとするなら制作物の提出は必須。
これはエロゲ業界に限らず、コンシューマゲーム業界や広告業界でも言えることだ。
最近、特に目につくのが、プロの絵師を目指している割に背景や機械がまったく描けず、人物ばかり描く人が増えている。
おそらく、今勢いのあるソーシャルゲームの影響もあるだろう。
キャラクターイラストが殆どを占めるソシャゲでは、背景が描かれているイラストは珍しい。
しかし、プロとして活躍するのであれば苦手でも、背景を描く練習をしている人の方が絶対に伸びる。
イラストというのは一部分だけで評価される訳ではなく、全体で見られるものだ。
シナリオにしてもパロディばかりでオリジナルの部分が乏しく、結果陳腐な作品になっているものもある。
近年では同人ソフトの勢いがあるが「同人」とは「趣味」であって、それだけで何年も食べていけるものではない。
そこを理解しているかどうかがクリエイターの未来を決めるだろう。
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