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エロゲシナリオの長さに悩む業界人達

2014/08/7

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エロゲシナリオの長さに悩む業界人達 ※このページはアダルトコンテンツを含んでいます。18歳未満の方は退室して下さい。

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概要

フルプライスのエロゲーというと大体がプレイ時間が30~40時間、容量で言うと1MB~2MBである。

最近のエロゲ業界では1.5MB~2MBを超えることが多く、シナリオの密度・長さは増えている。

しかし、シナリオやCGのボリュームは増えている傾向にあるのに、エロゲ業界全体としては売上げは上がっていない。

なぜ売上げが上がっていないのか?ボリュームが増えるということはソフト1本に掛かる全体のコストも上がるということだ。

コストが上がれば採算ラインも上がるので”販売本数を増やす”必要がある。だが、エロゲ業界で販売本数を増やすというのは簡単ではない。

ヘビーユーザーとライトユーザー

昨今のゲーム業界はブラウザゲームやスマホアプリなどターゲットをライトユーザーに絞っている傾向にある。

ライトユーザーは「腰を据えて遊ぶ時間がない」「手軽に遊びたい」「普段は短い時間でも課金すればガッツリ遊べる」といったことをゲームに求めている傾向にあり、ソーシャルゲームの人気が伸びている理由でもある。

これはエロゲーにも言えることで、フルプライスのエロゲーというのは”腰を据えて遊ぶ”必要があるので、手軽さを求めるライトユーザーには手が出し辛い。

一方ヘビーユーザーはフルプライスのソフトとなると、やはり全体のボリュームが欲しくなる。

メーカーにアンケートを積極的に送るのはヘビーユーザーばかりなので必然的にそちらの意見を聞き入れることになる。

だが、実際にはフルプライス全体のボリュームが増えすぎてヘビーユーザーですら追いつけていないのが現状だ。

最近では特典商法が流行っているので、初回版を買った後は気が向いたらプレイするといった状態のユーザーも増えてきている。

所謂、積みゲーというやつだ。

メーカー的にはユーザーの意見がよく聞こえるアンケートに答えて欲しいのに、それを邪魔しているのがソフト全体のボリュームというのだから皮肉なものだ。

シナリオの長さ

プレイ時間が10時間前後のゲームを出すと「尺が短い」「短すぎる」と言われ、かといって全体の量を増やし過ぎると上記のような状態に陥る。

ライトユーザー的にはロープライスソフトはちょうど良い容量のようで、最近ロープライスソフトの売上げが伸びているあたり、ライトユーザーもエロゲーに興味が無い訳ではないようだ。

しかし、容量が少ないということはシナリオ的にも冒険がし辛く、画一的なシナリオになりがちだ。

このように”大ボリュームを求めるヘビーユーザー”と”手軽さを求めるライトユーザー”に板挟みになるメーカーは多く、シナリオライターも頭を抱えているようだ。

ミドルプライスという中間的位置のソフトもあるがまだまだ数は少ない。

まとめ

ユーザーの求めることに答えようとするあまり、コストの増加に対して利益を出せない。そんな状況もエロゲ業界縮小理由のひとつになっているようだ。

それは経営者から見ても分かるようで、リスクとリターンが合っていないのだ。

昔とソフト単価による収支は変わらないのに「もっとボリュームを、広告も増やそう、こういう内容にしよう」と出資者や流通は提案してくる。

だが、これを断ると新作ソフトを出せないし、失敗した時のリスクが大きすぎる。

こういった「金を掛ければ売れる」と思っている出資者や流通側にもリスクはあるのだが、それを理解できていないようだ。

ミドルプライスのソフトが少ないのもこういう理由だろう。

エロゲ業界の情報をまとめる度に思うのだが、やはり抜本的に変えていかないとエロゲ業界の縮小は止められない。

エロゲメーカー側もそれを分かってはいるが、中々動ける状況にないのが現状だ。

“割れ(ウェアーズ・ワレズ)”の問題もあるが、例え購入者が増えてもインフレしていけばいつかはボリュームに関する問題に当たる。

現に今のコンシューマーがそんな状況にあるのだから。

家庭用がメインの企業はなんとか模索する時間はあるが、エロゲメーカーにはそんな余裕はない。

エロゲーそのものは無くならないだろうが、エロゲ業界の崩壊の危機に気付くべき人間がその腹を切る瞬間まで気付くことはないのかも知れない。

参考URL

エロゲに必要だったのは本当にボリュームなの?

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