2次絵が動くのはもはや当たり前！？うごイラ・E-moteまとめ

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2014/08/5

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このページの目次

1 概要
- 1.1 うごイラ
- 1.2 E-mote(えもーと)
2 まとめ

概要

エロゲーに限らずADV・AVG(アドベンチャーゲーム)作品は今まで”動作”というのはなかった。立ち絵が動くことには動くが殆どの作品が”まばたき”と”口パク”しかできなかった。

キャラクターの”動作”をエロゲーに採用するというのは簡単ではない。
通常ならばたった数秒のアニメでも滑らかに動かそうとすれば何百枚もの差分が必要になる。

これを一個人がするというのは途轍もない苦労を要する。小人数開発のエロゲー会社が立ち絵にアニメーションを導入するには中々厳しい。

うごイラ

最近pxiviで大きく投稿数を伸ばしているタグが話題になっている。

「うごイラ」だ。

今年6月25日にpixivに実装された、アニメーション作成/表示システムのこと。

これはユーザーが投稿した作品をアニメーションにして動かせるというものだ。
本来アニメーションというのは細かい動きの差分を何枚も書いて、それを連続して見せることであたかも動いて見えるというもの。

ユーザーは投稿した複数の画像を、指定した間隔で連続ループ表示させてアニメーションに見せている。

1イラストごとに表示時間（フレーム時間）を設定し、各イラストの表示時間を設定。これによりアニメーションとして動かすことができる。

うごイラは少ない差分でユーザーが投稿した作品を動かせる画期的な機能なのだ。

E-mote(えもーと)

では「うごイラ」をエロゲーに採用すれば良いじゃないかと思うだろう。

うごイラはpxiviで投稿して編集しなければ使用できないのだ。
あくまでpxiviがユーザーに提供しているシステムなので企業や同人サークルで採用するには厳しい。

そこで「E-mote(えもーと)」の出番だ。E-moteはうごイラと違い、差分を書く必要がなく、イラストが立体的かつ滑らかに動かせるソフトだ。

使用方法は動すパーツをレイヤーに分けて、フォトショップでデータを用意し、PSDで原画を作成。

E-moteに取り込みパーツを配置、設定。あとはタイムラインでアニメーションをつけるだけ。

詳しいことはE-moteの公式サイトを見て欲しい。
E-moteより手軽に使える「E-mote Free Movie Maker(えもふり)」も無料でダウンロードできる。

こちらは商用利用はできないので個人・同人での利用のみ可だ。この滑らかさは実際に公式サイトで見て欲しい。

まとめ

実はE-moteをしたエロゲーは既に多数発売されており、滑らかに動く立ち絵を見て、ついにここまできたか！と感動した。

エロゲーやエロアプリで動くエッチシーンは数あれど立ち絵が動くというのは見かけない。あっても3Dエロゲーだけだった。

だが、E-moteを採用したエロゲーは差分で表情が差し替えられるのではなく、自然に変化するのでよりキャラクターが生き生きして見える。

将来的にはエッチシーンも今の単調な動きからより滑らかに動くようになり、エロくなるだろうと期待している。

◎E-mote 公式サイト E-mote 公式サイト