エロゲーのパッケージ！エロゲー業界の伝統はいずこへ！？

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2014/07/15

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このページの目次

1 概要
- 1.1 なぜ大きいパッケージなのか？
- 1.2 メーカー側にデメリットはないのか
2 まとめ

概要

エロゲーユーザーなら誰もが一度は邪魔に思うもの。お前はDVD-BOXか！と言いたくなる大きさのあのパッケージである。

ただ、この表現だとあながち間違いではないので指摘されると困る…。

人によっては邪魔に思わないのかも知れないが、「せめて、もう少し小さくならないものか？」と思わず愚痴ってしまう位の大きさだ。

高速ネット通信が当たり前の今、エロゲーに限らずゲームはダウンロード販売が当たり前になっている。

ではなぜ、エロゲー業界は大きいパッケージに拘るのか？
今回はこの「パッケージ」について。

なぜ大きいパッケージなのか？

はっきり言おう、邪魔だ。

店によっては未成年の目に触れるところに置いてある。
ただ置いてあるだけならまだしも、あのパッケージの大きさだ、目立たない訳がない。

どこかの団体さんが「青少年への影響が～」というのも仕方ない気もする。

まぁ、この場合は店側の管理の問題なのだが、青少年よりも”影響を受けているどこかの団体さん”にはそれが分からないらしい。

そのどこかの団体さんのことは置いておいて。
では、なぜあんなにも「大きいパッケージ」なのだろうか？

ネットではエロゲーのパッケージが大きい理由を昔から議論されている。
推測その1「店頭宣伝効果がある」「万引き防止になる」

なるほど、あれだけ大きいのだからこの理由には納得だ。
だが、最近のCD・DVD・BDやゲームには「万引き防止」用のタグが付けられていることが多い。

「万引き防止」用のタグが付いていない店舗もあるだろうが、さすがに”エロゲーだけ”がパッケージが大きい理由にもう少し説得力が欲しい。

そして、ネット通販で買うユーザーの方が多いのではないか？とも思う。

推測その2「大きな箱でないと値段相応の満足感を得られない。」「特典を入れるのに大きいほうが良い。」

これに関しては個人の感想のだろう。
特典やゲーム内容に満足するかどうかというのはユーザーが判断をするものであって、メーカー側が判断をするものではない。

箱と値段は大きいのに中身が伴なっていないと多くのユーザーが感じるゲームはエロゲーに限らず山ほどある。

メーカー側にデメリットはないのか

今度は立場をメーカー側に考えて見よう。
パッケージが大きいという事はそれだけ「コスト」が掛かるはずなのだ。

大きな箱にカラー印刷するより、DVDやBDケースのほうが安上がりなのではないか？

最近はパッケージを小型化しているメーカーもいるので、少なからず”コスト”の影響を受けているメーカーはいると思う。

ネットでなにか説得力のある情報はないものかと探しているとこんな意見があった。
「昔のエロゲーはフロッピーディスク18枚組とかあったらしい」

そして、その名残りで今もパッケージが大きいのではないか？というもの。

なるほど、名残りというものは”誰かが変えようとしない限りは残る”ものだ。パッケージが大きいのは言ってしまえば、エロゲー業界の”伝統”なのだ、と。

まとめ

上で邪魔とは書いたがあくまで「大きいパッケージ」が邪魔と感じるだけであって、パッケージを持っておきたいという所有欲はある。

それなら、ダウンロード版を買えば良いのでは？と思う人もいるだろう。

パッケージ版に付く”特典だけを取ったものを売却”してからダウンロード版を買う人もいるが、その手間を考えるとやはりパッケージを小さくして欲しいとワガママを言いたくなるのだ…。

結局のところ推論の域を出ず、結論も出ていない。
エロゲーユーザー達は今後もこの「大きなパッケージ」について議論していくだろう。

この記事を読んだ人の”自分なりの結論”に辿り着く切欠になれば幸いである。