遊べるエロアプリが増えた理由について考えてみる。
2014/07/11
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概要
アドベンチャーパート以外で”遊べるエロゲー”が発売されるようになったのは近年に限った話ではないが、ここ数年でそのクォリティはどんどん上がっている気がする。商業、同人とエロ要素がありつつも、家庭用ゲーム機のソフトとは少し違うベクトルで進化していき、今では勝るとも劣らない内容になっていると思う。
商業ではランスシリーズやうたわれるもの、BALDR SKYなどSLGやアクションがあり、同人では横スクロール型のアクション、RPGなど多種多様だ。
真・恋姫夢想や英雄戦姫などは更に広がっていき、ソーシャルゲームや格闘ゲーム、果てはTCGになる程だ。
最近ではエロゲーのソーシャルゲーム化は珍しくなく、エロゲー＝AVGという訳ではなくなってきている。
ではなぜ、こんなにも”遊べるエロゲー”が増えてきたのだろうか？
考えられる理由
ひとつは「Warez(ウェアーズ・ワレズ)」所謂「割れ」ではないかと思う。高速ネット通信が当たり前な今、エロゲーに限らず家庭用ゲームソフトなど容量の重いゲームが購入せずに遊べるようになってしまった。
そして、もうひとつはソフトの値段。
エロゲーは家庭用ゲームソフトと比べると値段が高く、AVGのみの内容だと短時間で飽きてしまい中古市場に流れ易い。
中古市場にソフトが流れるということは中古が売れてもメーカーに利益は入って来ないのだ。
これは家庭用ゲームソフトも抱える問題でもある。
企業の体力が違い過ぎるので値段ばかりはどうしようもないところでもあるのだが…。
しかし、フルプライスのソフトと比べるとボリュームが減るが、それでも値段を抑える為にロープライスのソフトを販売しているメーカーもいる。
ならば、飽き難く”遊べるフルプライスのソフト”であれば短時間で中古市場に流れるリスクも減るのではないか？
こういったエロゲメーカーの挑戦の成果もあってか、ゲームを作るノウハウがたまっていきクォリティが上がっていった。
その結果、売上げも上がり、上記に書いた多種多様な展開ができたのではないか？と思う。
皆さん、エロゲーに限らずゲームが好きで気に入った作品の続編を望むのであれば、きちんとメーカーの正規品を買いましょう。
まとめ
多様化、手軽化が進んだエロゲー業界だからこそ、エロアプリを遊ぶ私達一人一人が遊び方を考えないといけない時代となった。ゲームは、エロアプリは一人よがりのコンテンツではなくなったのだ。作り手と買い手の双方がルールを守ってこそ、それは業界全体を守る事にも繋がる。
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