エロゲーの売上感覚が身に付く！2000年と近年ではヒット作の数字が変わっている！？

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2014/05/14

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2000年と近年ではヒット作の数字が変わっている！？エロゲー販売が一目でわかる数字

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

今回の記事ではエロゲーのヒットの基準を数字で紹介したいと思います。普通のゲームソフトの感覚はわかりますが、エロゲーの数字の基準はわかりにくいです。

市場規模も当然大きいものではありませんから、それらを考慮した上で認識する必要があるのです。

スーパーヒット

スーパーヒットは10万本と言われていました。10万本という数字をどう受け止めるかは人それぞれですが、2000年当時ではスーパーヒットと言われていました。

今回の区分ではスーパーヒットと大ヒットとヒットで分けているので、エロゲーのスーパーヒットは、言わば通常のゲームで言えば後世まで語り継がれるような作品を指します。

通常のゲームのスーパーヒットでは、あなたはどんな作品を思い浮かべますか？もし、思い浮かんだ作品があれば、それがエロゲーのスーパーヒットなのです。

普通のゲームとはケタが一つ違うかもしれません。例えばゲームソフトが100万本売れたらスーパーヒットだとすれば、ここでいう10万本の10倍で1ケタ違う事になります。

エロゲーが一般層にまで普及してきたとは言え、それはゲームソフトではなくソーシャルゲームでの話なのです。

大ヒット

大ヒットは3万本からです。10万本とかなりの差がありますが、3万本売れて大ヒットと言えるぐらいの販売本数です。

何回も言いますが、エロゲーを普通のゲームと同じ物差しで考えてはいけません。3万本売る事ですら大変な事なのです。

エロゲーは本格的な広告を出稿する事はできません。テレビやラジオはもちろんの事、街角で堂々とポスターを貼る事も許されません。

という事は「たまたまエロゲーを買った」というケースは非常に少ないのです。店頭に並んでいるエロゲーを購入する人は、すでにその作品に興味を持っていたユーザーがほとんどでしょう。

あとは、知人などにすすめられた場合しかないかもしれません。広告の威力は偉大です。
だからこそ、それが使えないというのは非常に痛いのです。

だからこそ、大手はあまり参入しないニッチな市場となっています。

ヒット

2000年頃は2万本でヒットと言われていました。万本出ている事から、確かにショボくはなさそうですが、これでもヒット作なのです。

もちろん、フルプライス商品なのかどうかが重要ではあります。フルプライス商品で利幅が確保されている商品であれば、2万本でもエロゲー会社はそれなりに会社を回せるという事でしょう。

2000年当時でも2万本でヒットと言われていたという事は、現在ではどのような基準になっているのでしょうか？これは後述します。

近年では

それでは、近年の話に移ります。2000年当時でさえ、私達の物差しではそれほど多くの数だとは思いません。もちろん、私達の物差しはエロゲーを計るために作られたものでもありません。

それを踏まえた上で、現在では1万本売れたらヒットだと言われています。つまり、2万本でヒット作扱いとなっていた2000年頃よりも半分に縮小しているのです。

この理由は当サイトで以前紹介しましたが、エロゲーをわざわざ購入するコンシューマが減ってきているのは事実です。

インターネットの普及やブラウザゲームの進化などにより、エロゲーのパッケージングされたゲームソフトを買う必要性が薄れていっているのです。

今後はどうなっていくのか？

今は株でいうところの十字線という感じでしょうか。どちらに転ぶかはわかりません。上にも下にもいきやすい状態になっています。

筆者が感じるに、エロゲーをしたい！という層は減ってはなくてむしろ多少の増加傾向にあるのではないかと考えています。

しかしながら、プラットフォームがそれについていけていません。例えばスマートフォンで無制限にエロゲーがプレイできるとなれば、かなりのユーザーがプレイする事になるでしょう。

それは許されていないわけですから、PCのエロゲーソフトから抜け出せずにいるのです。
このあたりを上手くクリアする事ができれば、今後爆発的に市場は伸びていくはずです。

今回紹介した数字の基準は十数年前と比較して約半分になっていましたが、同程度に引き戻せるかもしれません。