完成度の高いエロアプリ作品の開発費用は約3000！？これは高いのか安いのか

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2014/05/2

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

とあるインタビューで、エロアプリの開発費用は約3000万という発言をしたプロデューサーが話題になっています。

このエロアプリの費用が3000万という事、私達はどう受け止めたらいいのでしょうか？

3000万という額

エロアプリやゲームソフトの会社に勤めた事のない方からしたら、この3000万という額はピンとこないかもしれません。

「高すぎる！」
「案外そんなもんなんだ」

と思うところは人それぞれ違うと思います。私もゲームソフトの会社で働いていたわけではありませんが、ちょっと高い感覚を覚えました。

もちろん、これはあくまでも一例であり、しっかりしたエロアプリの例だという事を踏まえた方が良いでしょう。

この中から外注費用も出ている事も考慮に入れると、受けた印象程高くはないのかもしれません。

グラフィック進化によりコストが高くなりつつある

最近ではデバイスでディスプレイの進化により、開発コストが高くなっているようです。
一昔前の画面とは段違いに綺麗になりました。

これはテレビ番組だろうと、PCのエロアプリだろうと、スマホのエロアプリだろうと同じ事が言えるのです。

通常のゲームにも言えますが、今業界はすごい事になっています。
CGの制作費用が馬鹿高くなっているのです。

昔のように1枚絵を大量にかきおこす時代ではありません。
しかしながら、だからこそソーシャルエロアプリの時代になったとも言えます。

最終的に遊ぶエロアプリの種類を選ぶのはユーザー自身です。

キャラ絵単価は安くなっている

演出上のグラフィックのコストは、デバイスの進化によって高騰してきてはいるものの、キャラ絵の単価は安くなっていると聞きます。

数年前までは1枚数万円だったのが、数千円に落ちて、今では数百円という話まで聞きます。また、これは非常にブラックな例なので参考にならないかもしれませんが、タダで描かされる事もあったとか。

要は、自分の描いたイラストがエロアプリに使用されるのだから、実績の例になるしタダでも良いだろう、というお話。世の中厳しいですね。

もちろん、これは本当に危ない会社の例だと思いますし、そんな会社がリリースしたエロアプリがどこまで実績になるのかも怪しいものです。

宣伝費・マーケティング費用

費用がかかっている高いゲームの内訳を見てみると、すべてが開発・制作費用ではありません。

今回の3000万という例では、宣伝費も多分に含まれている事でしょう。エロアプリではありませんが、あの超有名なグランド・セフト・オート5の費用は、半分近くが宣伝費・マーケティング費用でした。

しかしながら、ここにお金を投入していないと売れるわけもなく回収できる目途も立たないのです。

これはちゃんとしているエロゲー会社の例

ショボい作品であれば3000万という費用は絶対に発生していないと思います。
また、上流のエロゲー会社なのか、下請けメインの下流のエロゲー会社かによっても、費用感は異なってくるでしょう。

あまり3000万円を真に受けない方が良さそうです。

但し、世に出ている一流のエロアプリであれば、これ程の費用がかかっていてもおかしくはない、という事はわかります。

だからこそ、私達コンシューマは対価を支払ってエロアプリをプレイする必要があるのです。