日本人のエロアプリは露骨ではない!エロの価値観

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2013/12/4

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

今回の記事のテーマは『日本人のエロアプリは露骨ではない』です！
以前海外のエロアプリの特集記事を執筆しましたが、どうも露骨な気がしました。

ちょっと単純な『エロ』ではないのですが、お付き合いいただけたらと思います。

国民性はある

冒頭でもお伝えしましたが、海外のエロアプリを調べた時に、確かに露骨さというものを感じました。

例えば、日本のエロアプリではオープニングの導入で設定やストーリーを伝えたり、シチュエーションを作り上げたりします。これはゲームでもそうですね。

しかし、海外のエロアプリでは、それが感じられなかったのです。
そう、極端な話、エロアプリを起動したらいきなり『ピストン運動』を開始したりするのです。

ある意味新しいのですが、なぜこういったモノが出来上がるのでしょうか？
もちろん、エロアプリに対するクオリティの低さも否めませんが、確かにそこに需要があるからそれが成立しているのではないかと考えたわけです。

日本人は、作り込んだエロアプリが日本人に対して需要があるからそれをリリースするわけで、海外のエロアプリにも同じ事が言えるのではないでしょうか。

いきなりピストンを始めたりはしない

日本のエロアプリは、そこまで露骨ではありません。

露骨なエロアプリもありますが、少なくともいきなりピストン運動を始めちゃうようなエロアプリが人気になる事はないでしょう。

日本人の中にも露骨なエロアプリが好みだという人もいるかもしれませんが、割合で考えたらそうでない人の方が多そうですね。

シチュエーションや演出が好き

日本製のエロアプリを見てみると『妹モノ』『学校教師モノ』『職場同僚モノ』など、シチュエーションや演出に凝った作品が多く見受けられます。

また、海外との比較に移りますが、海外のエロアプリはシチュエーションや演出は度返しにして『キレイなねーちゃんが裸になればそれでいい』というような方向性が感じられるのです。

また、海外は2次元に対する規制が日本よりは厳しいため、それが進化を止めている原因になっているのかもしれません。

アダルトビデオ業界にも言えること

これは、エロアプリ業界だけではなく、アダルトビデオ業界にも言える事です。洋物のアダルトビデオを見ても「露骨さ」みたいなものが感じられます。

動画を再生すると、裸の男性と女性が抱き合うシーンから始まります。そして、もうおっぱじめちゃうんですよ。

日本製のアダルトビデオは、そこまでいくのがとてつもなく長いですよね。
しかしながら、本番行為のシーンでは興奮しないという日本男性が多いのもまた事実なのです。

アダルトビデオだろうがエロアプリだろうが、日本人はシチュエーションや演出に興奮ポイントを見出している事がわかります。
要するに、『エロ』全体に対して言える事なのです。

性行為がゴールではない

日本のエロアプリでは、性行為がゴールではない気がします。
ソーシャルエロアプリでもPC向けの本格エロゲーでもそうです。

性行為自体は物語の中の一つのマイルストーンに過ぎず、それ以降も物語に展開があったりします。

中には、性行為メインのいわゆる『抜きゲー』と呼ばれるエロアプリもありますが、『抜きゲー』が市場で天下をとっているかと言われれば、少数派だと思うのです。

では、性行為がゴールだとしたら、私達日本人男性は何をゴールに定めてエロアプリをプレイしているのでしょうか？

その先にある喜びとは？

エロアプリをプレイして、性行為は過程。
まず、私達はゲームそのものが楽しめるものでないと満足しません。それは、ゲーム大国の国民である定めとも言えることです。

そして、いかに物語の幕が綺麗に閉じるのか。これに尽きるでしょう。
シチュエーション、演出の話を何回もしましたが、導入だけきちんとすれば良いわけではありません。

整備された導入部分があり、物語が終わってこそ一つの作品なのです。