二次アダルトコンテンツにおけるモザイクについて

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2014/12/4

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このページの目次

1 概要
2 二次アダルトコンテンツのモザイク
3 まとめ

概要

アダルトコンテンツにおいて絶対に付きまとうもの“モザイク”。

例えば、目を細めてモザイクを見ると、モザイクが消えて見えるといった噂を耳にしたことがある男性は多いだろう。
そして、実際に試してみてガッカリするのだ。

VHSが当たり前だった時代にはAVのモザイクを消せる怪しいリモコンの形をした「モザイク除去装置」が週刊誌などの広告に登場した。

さすがに私はこれを使用したことはないが、どうやらモザイクは本当に消えたようだ。

ただし、その部分が丸々くり抜かれた状態だったり、成功しても、すりガラス位にしか見えなかったりと散々なようだ。

最近では「モザイク除去ソフト」も販売さえており、結果が散々たるものだ。

そして、モザイクはAVに限らずエロゲーも使用されているのはご存知の通り。
今回はエロゲーのモザイクについて。

二次アダルトコンテンツのモザイク

エロゲーの場合

モザイクはピクセル単位が高いほど下地の画像が見えなくなる。

エロゲーの場合、明確には掲示されていないが、体感的にはそれぞれに所属する審査機構によってそのピクセル単位は微妙に違うように感じる。

“コンテンツ・ソフト協同組合(CSA)”に所属しているエロゲメーカーの作品の場合モザイクは薄めに感じ、“コンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS、ソフ論)”の場合は濃いく感じる。

あくまで私の体感ではあるが、規定に関してはCSAの方が緩いため、あながち間違っていないのではないかと思う。

ヒロインの陰毛

メーカーにもよるが、陰毛にモザイク処理がされていない作品の場合、CSAに所属しており、モザイクも性器部分だけに収まっている。

そして、ソフ論に所属している場合は陰毛にもモザイク処理されていた。
しかし、2013年のソフ論の規定改正にて陰毛のモザイクが不要に変更された。

DMM.comとDLsite.com

個人やサークルが同人・オリジナルで制作した作品をダウンロード販売できるサイトに「DMM.com」と「DLsite」がある。
どちらも有名なサイトだ。

この2社でもモザイク処理の規定が違っており、DMM.comで審査が通った作品でもDLsite.comでは修正を要求されることが多々あるようだ。
これにより、サークルは骨の折れるモザイク処理を何度もする羽目になることも珍しくない。

「メロンブックス」と「とらのあな」ならイベント準拠の規定になっているので、DMM.comよりもモザイクは薄くなっている。

ラインナップ的にはDLsite.comの方が多く、DMM.comはキャンペーンなどで少しお得なので迷うところだが、まずは「メロンブックス」か「とらのあな」で探してみることをオススメする。

最近ではpixivと連携したショップ作成サービス「BOOTH」も注目されている。

まとめ

人によってはモザイクありの方が良いという人もいるだろう。

だが、エロゲの原画やエロ漫画などでは、どうせモザイク処理されるからということで性器の描き方が雑に感じる作品が少なくない。

しっかりと描写されている場合、モザイク越しでもそれを感じ取れる。
性器の描写をしっかりと描ける絵師は良作を作るというのが私説だ。

エロに限らず製作者が手を抜いた作品というのはユーザーに必ず伝わる。

作品の雰囲気を重視した末、性器の描写をしないのなら分かるが、リアリティを求める作品の場合はモザイク越しでも描いて欲しいと私は思う。