都知事選出馬の舛添要一が大炎上！「女は生理があるから政治家に向かない」

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2014/02/4

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

都知事選に出馬している舛添要一氏がネット上で大炎上だ。
事の発端は、舛添要一氏が女性差別発言をしている、との事実がネット上で挙がり、それが拡散したためである。

ここまでの経過で言えば、都知事選での最有力である氏であるが、今回の騒動がある程度の逆風になる可能性はある。

舛添要一氏と言えば、あの日本一の大学である東京大学出身で法学士の称号があり、政治学者としての一面も持っている、いわば学歴の人。

舛添要一氏を慕う人間は「先生」と呼ぶ。
しかし、氏に対して皮肉を込めて「先生」と呼ぶ人も多い。

そんな学者としての彼が言うのだから、それなりの論理性がそこにはあるのだろうか。

全文掲載

下記が問題の文章である。

問題の一文

「僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。
女が作曲した曲に大したものがない。なぜか、と考えてみると、実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。
作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。
これはシングル・イシュー・ポリティックス（単一争点政治）とも関係してくる。」

「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。そのとき、月１回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」

「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。」

（ＢＩＧＭＡＮ1989年10月号「増殖マドンナ議員は日本をダメにするか！？）より

2014年1月31日の福島みずほ氏のブログで紹介される。
福島みずほのどきどき日記

更に、それが布施祐仁氏がTwitterでツイート。拡散。

舛添要一さんの発言について http://t.co/8pD7GoR04X 女は生理があるから政治家に向かない、だとさ。うわぁ、この人は絶対都知事にしたくないな…(ﾟoﾟ;;
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2014, 1月 31

元々のソースを見てみると、1989年の文章に思えるのだが、都知事選と言う事でこれ程過去の発言であろうとも、見つかってしまうようだ。

確かに、「女性は論理的ではない」という声は様々なところで耳にするが、果たしてそれは氏のような発言力を持つ人間が言ってもいいものか。

都知事選支持率

9日に投開票される東京都知事選、現時点では舛添要一氏が優勢だ。
細川護熙氏と宇都宮健児氏が後を追う形となっている。

都知事選への影響は？

この舛添要一氏の「女は生理があるから政治家に向かない」発言は、都知事選への影響は少ないと見られている。

まず、この炎上騒動自体がネット以外のところではあまり騒がられておらず、ネット住民は田母神氏推しが多かった。元々田母神氏支持が多い層なので、舛添要一氏の票が動く事は考えにくい。

ただ、浮動票には多少なりとも影響があるのかもしれない。

まとめ

舛添要一氏は政治的な意味、論理的思考な意味では、女性差別論者なのかもしれない。
それに対照的なのは細川護熙氏だ。

細川氏は、施設のスタッフを女性の数を多くして、活発化させていきたい、と述べており、舛添氏とは対照的な論調で臨んでいる。

…が、あくまでも今回の氏の発言はかなり前のものであり、この選挙期間中のものではない。