児童ポルノ画像所持の疑いで逮捕！GoogleのGmailから露見

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2014/08/18

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このページの目次

1 概要
- 1.1 事件概要
- 1.2 米国での話
2 まとめ

概要

Googleのメールサービス「Gmail」。2012年ではHotmailのユーザー数を抜いて、世界最大規模のオンラインメールサービスとなりました。

日本国内でもGmailを利用しているユーザーは増え続けています。検索エンジンでも、それまでは少数派だったGoogle派も、「ググる」という言葉が流行しているように流行り続けています。

さて、このGmailですがGmailのメールの内容をGoogleがスキャンしている、という話はご存知でしょうか？

一部のユーザーの間では周知の事実ですが、知らない人は「Googleに見られている」つもりでGmailを利用した方が良いかもしれません。

とは言え、オンラインメールやLINEなどの会話のログは残されているのは有名な話です。
犯罪が発生した時には警察機関に開示されます。

しかしながら、サービス提供側から通報する事は稀です。犯罪めいたコミュニケーションが行われていたとしても、警察から開示要求があって初めて公開されます。

事件概要

米テキサス州ユーストンで、ジョン・ヘンリー・スキラーン容疑者（41）が児童ポルノ画像所持の容疑で警察に逮捕されるという事件が発生しました。

もちろん、何もなければジョン・ヘンリー・スキラーン氏が逮捕される事はなかったのですが、彼を通報したのは何を隠そうあのGoogleだったのです。

実際に警察が家宅捜索を行ったところ、スマートフォンやタブレットから児童ポルノ画像が発見された事から、スキラーン氏は黒だったわけですが、この事件を皆さんはどう読むでしょうか？

スキラーン氏は確かに犯罪を犯しましたが、Googleが通報を行ったという点が今回議題となっているわけです。

米国での話

ただし、今回の事件は米国での話です。米国の法律ではウェブサービス事業者に、児童ポルノ画像の報告義務が課せられています。

今回のスキラーン氏の事件は日本でも話題になっていますが、米国の事件という事を踏まえて、一線引いた目線で見る必要もあるでしょう。

とは言え、やはりGoogleは私達のコミュニケーションをスキャンしているわけですし、その内容に問題があれば通報するという事は証明されました。

まとめ

自分の子供の裸の写真をGmailを介して送受信した際に、どのような措置がとられるのか？煽り文句としてでもありますが、こちらも議題に挙がっています。

ウェブブラウザの履歴も、Gmailのコミュニケーションも、すべてはGoogleに見られている私達の生活。

それでも、私達は『Googleをやめる事はできない』のです。