『GODZILLA ゴジラ』の誕生は核実験!?ゴジラ映画のつまらなさ他

映画

2014/08/7

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このページの目次

1 概要
- 1.1 トカゲの突然変異
- 1.2 ゴジラのつまらなさは倒されない事にある
2 まとめ

概要

世界中で人気となっている「GODZILLA ゴジラ」。ゴジラという響きを聞いて懐かしむ人も多い事だろう。

元読売巨人で、元メジャーリーグヤンキースの松井秀樹の愛称と親しまれたゴジラ。近年では本編の巨大怪獣のゴジラではなく、この松井秀樹の愛称として耳にする事が多かったのではないだろうか。

今やハリウッド俳優として名高い渡辺謙も出演する「GODZILLA ゴジラ」が、日本の制作ではないものの逆輸入という形で日本に上陸した。

日本人には説明不要のような気がするこの「ゴジラ」だが、実は初期の作品を見た事がない、もしくは設定を理解していない人が多数だ。

実は、私もゴジラに関しては無知な一人なのだが、下記の記事を見て初めて知った事がある。

『GODZILLA ゴジラ』再定義される「怪獣」

今回は、当サイトなりのゴジラ誕生の解釈を紹介したいと思う。

トカゲの突然変異

大怪獣は災厄に近く、説明不要の正体不明のイメージが強いが、ゴジラとはトカゲの突然変異という設定のようだ。

アメリカの核実験の放射能による影響で、トカゲがあのように巨大な進化を遂げて、無敵な大怪獣となったのだ。

この設定を知らない人は、実は多い。（私が知らなかったから、そう思うだけなのだろうか？）

元々はこういったアメリカの核実験の被害の風刺的な意味も込められていたようである。

ゴジラのつまらなさは倒されない事にある

今回のゴジラ作品のネタバレはさておきとして、ゴジラ映画をつまらなくしているのは、ゴジラの無敵さ加減にある。

もちろん、絶対的恐怖として描かれているゴジラが簡単に死んでしまっては面白くはない。むしろ、何度か倒されてはいるが、その度に何らかの方法で復活を遂げている。（休眠中のケースもあり。）

ゴジラが人気作となり、シリーズ化してしまった事により、ゴジラを殺す事はできないのだ。次回作で甦らせれればいいものの、それは次回作での設定の話であり、死ぬという緊迫感はもはやないのだ。

人類もゴジラに負けてばかりではない。人類の英知を結集して開発したメカゴジラや、他のモンスターの強力を得た事もある。

強力を得ずに、大怪獣同士が勝手に暴れ回っていた事もある。
しかし、ゴジラは完全に死ぬ事はない。

これが、ゴジラ映画のつまらなさなのだ。

こういった通常よくある「パニック系」の映画であれば、最終的に主人公達が何らかの良い結果を得る。それを目撃したいがために、私達は映画に釘付けになる。（むろん、バッドエンドのケースもあるわけだが…。）

その一つの成果が、ゴジラ映画では得られにくい。
（これは、ゴジラを倒す事をゴールとした場合でのみ、作品毎のゴールや成果を得る事は可能。）