あの「テトリス」が実写映画化！？

映画

2014/10/7

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このページの目次

1 概要
2 テトリスの歴史
3 まとめ

概要

誰もが一度は遊んだことがあるであろうテレビゲーム「テトリス」だが、その実写映画化がThreshold Entertainment社から発表された。

制作はテトリスの版権およびライセンスを管理するThe Tetris Company、「LEGO:ザ・アドベンチャー」などを手がけたThreshold Entertainment。

プロデューサーはThreshold会長のLarry Kasanoff氏とエグゼクティブプロデューサーにJimmy Ienner氏が担当。

Threshold Entertainment社のラリー・カザノフ最高経営責任者（CEO）は、「これは非常にスケールの大きい壮大なSF映画だ。

ブロックが列になって画面を走り回るような話ではないし、図形に足を付けるようなこともしない。映画『テトリス』で目にするのは、銀河系間に重要な意味をもつ何ものかの、まさに氷山の一角になるだろう」と語る。

過去にもテトリスを映像化した作品があるが、本作がどのような解釈で映像化されるのか想像がつかないが、興味深い作品になることは間違いないだろう。

「ぷよぷよ」と「テトリス」がコラボレーションしたゲーム「ぷよぷよテトリス」が発売されたことも記憶に新しいテトリス。

こちらは、2014年12月4日にはPlayStation 4版とXbox One版の発売が決定している。価格はPlayStation 4版、Xbox One版共に5,480円（税別）となっている。

テトリスの歴史

元々はソビエト連邦の科学者アレクセイ・パジトノフ等の3人が教育用ソフトウェアとして開発した作品だ。

「Tetris(テトリス)」の語源は「Tetromino(テトロミノ)」と「Tennis(テニス)」を掛け合わせた造語となっている。

1984年の6月6日に初めてプレイ可能な版が開発され、その後、ライセンス供給が様々なゲーム制作会社に対してなされ、各種のプラットフォーム上で乱立する状態になった。

ロシアをイメージしたアニメーションや背景画像、ロシア音楽のトロイカやカリンカがゲーム中のBGMとして流れるのもこうした理由からだ。

1988年にセガ・エンタープライゼスからアーケード版が日本で発売され、操作法もこれが標準となり、その影響力から「セガテトリス」と呼ばれるようになった。

その後、1989年にゲームボーイ版が発売され、国内出荷本数約424万本のゲームボーイソフト単体での史上売上1位を記録した。

当時、「テトリス」の版権はソ連の外国貿易協会「ELORG」が持っており、任天堂の社員が直接ライセンス契約を結びにソ連に向かった際には冷戦下だっため常に公安関係者が付き添っていたそうだ。

以後、様々なルールが追加されていき、現在も進化し続けているゲーム「テトリス」。
「ぷよぷよテトリス」もこの内のひとつと言ってもいいだろう。

まとめ

テトリスがロシア(ソ連)のゲームだということを意外と知らない人は多い。

初期のゲームは、コンピューターを使っていた研究者が遊びで作ったようなものが多く、年月を経てから新たに発見、発掘されることがある。

斬新なアイディアを求められるテレビゲームだが、時代に合わせて変化をしつつも重要なところは変わらないテトリス。

世代を問わず遊べるゲームの実写映画化は、我々に何を伝えてくれるのだろうか。