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シリーズ最高のクオリティ!!「ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルムゼット」

2013/07/29

記事の詳細

シリーズ最高のクオリティ!!「ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルムゼット」

作品概要

新世界突入後の物語

前々作の”STRONG WORLD”はまだ記憶に新しいが、それ以来の長編劇場版で、今作品も原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデュースを務める。原作者が制作に関る事による一番のメリットは、原作との繋がりが強い作品に仕上げる事ができる事だ。
現に”STRONG WORLD”制作の際に、尾田栄一郎氏は「原作者の自分にしかできないこと」を意識して制作を行ったらしい。

原作モノのアニメ映画で懸念されるのは、原作との辻褄が合わなくなってしまう事だ。しかも、今回のように流行りの”総集編タイプ”の作品ではなく、ルフィ達が航海する中で起こった新しい話なのである。
原作での時間軸で言うと、”STRONG WORLD”はルフィ17歳最後の冒険だったのである。
映画館では”0巻”が配られて、話題になった。
原作でも話が頂上決戦編で盛り上がっていたため、世間では一気にワンピースブームが加速していく。

さて、ここまでが前作の話。
原作を知っている人ならわかると思うが、シリーズ初の”2年後”の話である。
舞台は世界最強の海、”新世界”。
原作の方の人気は相変わらずで、もはや日本一読まれている漫画と言っても過言ではないだろう。
また、今回も尾田栄一郎氏が総合プロデューサーになった事から、原作との繋がりが深い話に仕上がっている。特に、2年後になって間がなかったため、それぞれのキャラクターの動向が原作でも明かされていない部分が多かった。
“FILM Z”では、海賊の最大のライバルである海軍にスポットを当てた話になっており、話題になった。
海軍には人気キャラが多く、特に映画の中でクザン青キジが登場するため、注目を集めた。
現在の原作の進行では、青キジは登場しているがこの頃は登場しておらず、赤犬との決戦に敗れた海軍を引退した、というジンベエの情報しかなかったためである。

動員数・興行収入額の記録

Wikipediaの情報によると、前売り券は”STRONG WORLD”の50%増の65万枚だったという。クリアファイルやペンなどの特典が付いていた影響も大きい。

動員数や興行収入は、記録づくしだった”STRONG WORLD”を更に上回る数字を打ち立てた。動員数502万2708人、興行収入60億5776万円を公開1カ月で記録した。
日本を代表するアニメーションであるスタジオ・ジブリの、”もののけ姫”や”千と千尋の神隠し”には遠く及ばないが、それでもこの数字は驚異的である。

東映の、そしてアニメ映画の新しい可能性を”FILM Z”は作ったのだった。

日本アカデミー賞 アニメーション部門 優秀賞受賞

2013年3月には、第36回日本アカデミー賞にて、優秀アニメーション作品賞を受賞する。実は、シリーズで受賞するのは3作品目である。

今回の敵、ゼファーとはどんな人物?

元海軍大将

海軍の中でも絶大な強さと人気を誇る”海軍大将”。その海軍の元大将、「黒腕のゼファー」が今回の敵である。現在はゼファーの名は捨てて、”Z”と名乗っている。
シキの時も思ったのだが、そんなのに対してルフィがとても勝てるとは思わないのだが…それは映画ならではのところか…。
後は、ガープやセンゴク、つるのと同世代と思われるため、”全盛期は過ぎている”との事。
しかし、それでいくならガープやセンゴクも同じように弱体化していないといけないのだが、そうも見えない。

NEO海軍総帥

Zは世界政府や海軍の現在の体制に不満を持っており、全海賊抹殺を目的としたNEO海軍を立ち上げる。海軍という名前はついているか、Zの意思によって動いているため、世界政府などの直属にはない。よって、軍というよりは”武装組織”や”テロリスト”といったような集団に近い。

強力な武器”バトルスマッシャー”

海楼石であしらえた武器を右腕に装着している。通称”バトルスマッシャー”と呼ばれる右腕は、大砲のような銃兵器機能を備えており、直接的な物理攻撃も可能。海楼石で出来ているため、悪魔の実の能力者は掴まれると一たまりもない。冒頭でZを助けるシーンでは、ルフィは力が抜けていたようだ。

悲しき過去

「黒腕のゼファー」には悲しき過去がある。元々は人情味溢れる海兵で部下からも慕われており、家族を愛する男だった。敵であるはずの海賊にも情けをかける程の優しい海兵だった。 しかし、42歳の時にゼファーに恨みをもった海賊に、家族を虐殺されてしまう。
(ルフィ達を見てると忘れてしまいそうだが、”海賊”とは本来こういう連中である。)

仕事柄海賊に恨まれるのは仕方ないとわかりつつもゼファーの悲しみは癒えず、大将を辞す事となる。海軍大将退任後は、一線を退き軍の教官に就任する。
赤犬、黄猿、青雉の三大将を始めとする名だたなる海兵を育てあげ、「すべての海兵を育てた男」と呼ばれるようになる。
元々部下想いだったゼファーには、軍の教官は天職だったのかもしれない。

良い方向に歯車が回っていきそうな中、事件が起こる。
ゼファーが指揮していた訓練艦がゼファーに襲撃されて新兵が全滅してしまう。ゼファー自身も応戦したようだが、右腕を”切り落とされて”しまう。

この事件によってゼファーは右腕を失う事になるが、軍の科学者によって前述した”バトルスマッシャー”を取り付けられる事になる。この頃から、かつての優しさを忘れて海賊を憎み始める。有力な教え子を組織して海軍”遊撃隊”を指揮して、ゼファー自身もまた前線に出るようになる。
数々の能力者を討ち取って武功を挙げるが、圧倒的にゼファーを変えてしまう事件が再び発生する。

かつて訓練艦を襲ってゼファーの右腕を切り落とした海賊が王下七武海に加盟したのだ。王下七武海は政府直属の海賊であるため、ゼファーはそれが許せなかったのだ。
海賊を憎み、そして軍での居場所を捨てたゼファーはNEO海軍を立ち上げて、全海賊の殲滅を誓うのだった。

NEO海軍の目的

古代兵器にも匹敵する力があるとされる「ダイナ岩」を用いて、新世界の3つの「エンドポイント」を破壊する事が目的。もし、3つのエンドポイントが破壊されれば、新世界が丸ごとなくなってしまうため、そこにいる海賊達を一網打尽に出来るという事だ。

今作品の魅力はやはり”海軍”

黄猿ボルサリーノ

冒頭からZ対黄猿のバトルが見られるため、いきなり見入ってしまう。ボルサリーノもZの教え子で、「先生」と呼んでいる。
Zは悪魔の実の能力者ではなく、バトルスマッシャー・武装色の覇気・六式を主体として戦うため、黄猿とは相性が悪いらしい。

Z討伐の命はボルサリーノが請けているが、やはり元海軍大将の実力は相当のものという事だろう。
相変わらず黄猿の能力がチート過ぎる気がしてならないのだが、今はそこは気にしない。 特にラストのシーンでの黄猿の迫力は必見。

とにかくクザン青雉がカッコイイ

原作の流れを考えると、一番気がかりなのが青雉だ。赤犬との戦いに敗れて海軍大将を辞してからの動向は、原作ではまだ描かれていないからである。

麦わらの一味とは、ひょんなところで再会をする事になる。ルフィ達が入った銭湯で先に湯に浸かっていたのだ。青雉いわく”お前達を待っていた”との事。
海軍やゼファーについての事情をひとしきり話すと湯から出ようと立ち上がるクザン。
そこでルフィ達は驚愕の姿を目にする。
青雉の身体は傷だらけで、片脚を失っていたのだった。赤犬との決戦の激しさを物語っていた。
青雉は言う、「やんちゃし過ぎた」と。

ゼファーと青雉が語るシーンがあるが、ゼファーの動向をとても気にかけている様子。ゼファーが部下・教え子想いだったように、青雉もまた先生想いなのだ。
説得を試みようとする青雉だったが、ゼファーの決意を悟り断念する事に。先生の、ゼファーという男の最期を見届けようとする。
作中でもあったように、エンドポイントを破壊しようとしても、ゼファーはすでに詰んでいる。麦わらの一味がゼファーを討てばそれまでだし、海軍の最高戦力がそこまで迫っているからだ。ゼファー自身もそれを悟っていて、死を覚悟していたのだ。

青雉は能力で、パシフィスタを氷づけにしたり、最後に巨大な氷壁をあしらえたりと、今作品では相当カッコイイ役回りだ。

バトルシーンもそうだが、クザン青雉という男の内面を知る事が出来るのが、今回の”FILM Z”の最大の魅力である。
もしかしたら、”海軍大将を辞す”という同じ決断を下したゼファーに対して、自分の姿を重ね合わせていたのかもしれない。

原作者 尾田栄一郎の海軍への想い入れが半端じゃない!

ワンピース第691話では、若かりし頃の海軍の扉絵が描かれて話題になった。
この絵はとにかく凄い。私達が覚えていないモブキャラにも細かい設定がなされていると思うと、作者の構想力や設定力には脱帽だ。

この絵は作者が休みをとらねば描けない絵だと納得した。

麦わらの一味は?

ルフィの目的

ルフィはZをただやっつけたいわけではなく、奪われた麦わら帽子を取り返すのが目的。新世界破滅の危機に陥っているにも関わらず、そちらの方はあまり興味がなさそうだ。

シャンクスの約束のため、仲間の年齢を元に戻す事が今回の目的。

メインのバトルはルフィ・ゾロ・サンジ!フランキー無双も…

クルーの数も増えてきたからなのか、今回はメインのバトルは、ルフィ・ゾロ・サンジである。これぐらいがちょうどいい。正直、ナミやウソップが強キャラを倒すのは、逆に萎えてしまう。

この3人の中でもゾロの強さは際立っている。敵のアインにさえ「普通に戦っても勝てる気がしない」と言わしめる程だ。ゾロは2年間ミホークの元で修業を積んでおり、いくら映画とは言え苦戦する描写はまだまだ描けない様子。
底が見えないまま、余裕の勝利だった。しかもなんか技がかっこいい。

ナミとロビンが若返る!?ついでにブルックも…

アインの能力「モドモドの実」の能力で、ナミとロビンが若返る。女性キャラクターだけが若返るとは、何ともやらしい話だがこれも演出の一つ。ナミにいたっては幼女になるため、ファンにはたまらないかもしれない。

ちなみに、ブルックも若返ってるらしいが、誰にも気づかれない…。

フランキーはどれだけ強い?

ゾロと同じように底知れない強さを見せたフランキー。
確かに、頂上戦争後の麦わらの海賊団は弱く見えるため、強キャラが一人欲しいところだ。ルフィ・ゾロ・サンジだけでは限界がある。

終盤パシフィスタの大群が現れるが、こちらも苦戦する事なくフランキーが一蹴する。
一体どれだけ強くなっているのだろうか…。

問われても”どちら”とも言わない

海軍・海兵の話

映画内で登場した海軍の軍歌を紹介しよう。

海は見ている~♪世界の始まりも~♪♪
海は知っている~♪世界の終わりも~♪♪

だからいざなう~♪進むべき道へと~♪♪
だから導く~♪正しい世界へ~♪♪

痛み、苦しみ~♪包み込んでくれる~♪♪
大きくやさしく♪包んでくれる~♪♪

by(曲「海導」、歌ゼット&クザン)

ボルサリーノがZに襲い掛かり、強面の海兵達は涙を流す。
心の中にこの歌が聞こえるのだ。

ラストの過去シーンでは、Zの幼い頃と思われる少年が登場する。
俺は正義のヒーローZだ!と。Zという名前は幼い頃のヒーローごっこからつけた名前だったのだ。

残った謎について

今作品がワンピースファンにとって良作である事に間違いはない。
それはワンピースの初期から中期にかけて見られた粋なシーンが株多くあったからだろう。

また、尾田栄一郎氏が総合プロデューサーになって制作の細かい部分まで関わった事により、本編に深く関わるエピソードを垣間見る事が出来た。

ここで本編に関わるであろう、最大の謎について考察していきたいと思う。

それは現王下七武会で、訓練監を襲撃してゼファーの片腕を切り落とした人物についてだ。
この人物が王下七武会に名を連ねた事により、ゼファーは海軍を退職しZと名を変えてNEO海軍を結成する事になる。
仮にも映画オリジナルキャラで全盛期を過ぎているとは言え、Zの片腕を切り落とした人物だ。相当の実力者であるに違いない。

ドフラミンゴ説

最近では小物臭も漂っているが、王下七武会一の大物とされるドフラミンゴはどうだろうか。

大将や四皇に並ぶ程の力はなさそうだが、実力的にはかなりのもの。残虐さも兼ね備えている。

ミホーク説

個人的には王下七武会の中では一番強いのではないかと思っている鷹の目のミホークはどうだろうか。

現四皇の赤髪のシャンクスとはライバルだったようだし、世界一の剣豪と言われている。
だが、残虐性に欠けるかもしれない。

ロー説

ドフラミンゴやミホークではなさそうな理由に王下七武会入りした時期が挙げられる。この二人がいつ頃七武会になったのかはわからないが、ゼファーが海軍を辞めたのはそんな前の話ではなさそうだ。

となると、王下七武会では新参のローの可能性も出てきた。
闇の外科医だし、腕の一本や二本なんて平気で切り落とせそうだ。

新七武海説

すいません、ここまで考察をわざと伸ばしました。実は最有力なのは新七武会だと考えられる。

ここで言う新七部会とは、まだ登場していない新しく七武会入りした海賊の事だ。これは七武会のはその名の通り7名の海賊団がいなければならないが、欠員が出ていた事によるもの。

有力情報として、ゼファーの腕を切り落とした海賊が王下七武会に加盟したのが1年前だという事である。
ソースはwikipedia。

おわかりいただけると思うが、1年以内に七武会入りしたと思われる七武会メンバーは極めて少ない。

この時点で、バギー、ロー、新七部会の3組に絞られる。
バギーはまずないとして、、、笑
ローか新七部会という事になるが、尾田栄一郎氏のこれまでの描き方として、新七部会に含みを持たせておいた方が面白いと考えているのではないかと思う。

今現在も新七部会の姿は明かされておらず、登場を心待ちにしている。
七武会も当初程の迫力がなくなってきているし、テコ入れの意味も含めてかなりの強キャラだと予測している。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ワンピースは日本一ファンが多い漫画ですが、日本一アンチも多い作品です。
それは、それだけ知名度があり、普段漫画も読まない層にも読者のいる証だと思います。

私自身も最近の展開にはツッコミたいところが多々あるが、映画には大変満足でした。
少しでもワンピースを好きな方には是非見ていただきたい作品。

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