パッケージ詐欺と呼ばれるエロアプリが多発！？良い作品と悪い作品の見分け方

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2014/05/21

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

今回の記事では、エロゲー業界で蔓延しているパッケージ詐欺について紹介したいと思います。

違法な本当のパッケージ詐欺も存在してはいるのですが、ここで言うパッケージ詐欺とは違法ではないものも含みます。

パッケージ詐欺とは

パッケージ詐欺とは、違法ではないにしろ、作り込まれたパッケージに騙されてアマチュア程度の作品を購入させる事柄です。

エロアプリや風俗などで多発しています。

ジャケ買いが減ったとは言え…

インターネットが普及する以前は、ゲームはジャケ買いが基本でした。近年ではインターネットの普及により、ジャケットだけではなくレビューなどを見て判断する人が増えました。

しかしながら、やはり最初に印象を左右するのはジャケットです。特にエロアプリのような女の子のイラストに特化した市場ではそうなります。

エロアプリでは、誰もが自分の好みなイラストタッチで描かれている方が良いからです。
綺麗なジャケットは購入する動機として不十分そうで、実は十分な要素であると言えるでしょう。

こういったユーザーが未だに多い事から、ジャケットだけに力を入れているエロアプリが氾濫しているのです。

ジャケットの裏側に注目

パッケージ詐欺に騙されないようにするには、ジャケットの隅々まできちんと確認する事です。

これは持論ですが、プレイ画面のキャプチャー画像が少ないエロアプリが危険な場合が多いです。クオリティの高い内容があるエロアプリでは、ゲーム内の画面を自信を持って出していると思われるからです。

また、ジャケットだけではなく、前もって良い作品なのかを調べる癖をつけましょう。

システムとグラが糞

エロアプリがエロゲーである以上は、絵が綺麗なだけではいけません。ジャケットは動画ではないのです。1枚の静止画です。1枚の静止画を上手く描くのは、そんなに難しい事ではありません。

仮に社内にそういったスキルを持った人間がいないのであれば、外注して誰かに頼めば良いのです。

前述したように「ゲーム」であるからには、グラフィックやシステムが一定以上のレベルに達している必要があります。

グラフィックはイラストとは違います。動きがあり、演出があり、展開も盛り立てる要素です。そうなってこそゲームとして成立するわけです。

売れればいいのか？

営利組織である以上は、エロアプリが売れる事がすべてと言っても過言ではありません。
しかしながら、その売上に対して内容が伴っているかどうかは、きちんと精査する必要があると考えています。

アマチュアレベル、同人レベルの作品だとしても、彼らがそれでご飯を食べている以上は、売れる事を願って、多くの人が自分のエロアプリを手に取ってプレイする事を願って生み出しているでしょう。

しかしながら、あからさまなパッケージ詐欺は撲滅すべきです。このパッケージ詐欺、何もゲーム業界だけの話ではありません。

こと、女の子を取り扱う業界では当然の如く存在しています。有名な話で言えば、例えばアダルトビデオのパッケージ、風俗のパネルマジックなどです。

長続きしない

どんな話でも、こういったものは長続きしません。アダルトビデオでパッケージ詐欺をすれば、その女優のAVはあまり売れなくなるし、風俗のパネルマジックでは、指名は激減する事でしょう。

もし、このようなパッケージ詐欺をするのであればする側にも「覚悟」が必要なのではないでしょうか。

それは、作品として1発で終わってしまう覚悟です。ひいては、会社のイメージさえ左右されてしまいます。中長期的な視野が求められるブランディングでは、失敗に終わってしまうでしょう。

私達の目を試される

消費者が消費者である以上は正当な手続きを持って評価されるべきだとは思いますが、違法ではないケースでは、私達の目も試されていると言えます。

つまり、「良い物を良い物」「悪い物は悪い物」といった具合に適切に判断できる目を養う事です。

「バカな消費者をだます」という言葉がまかり通ってしまうマーケットには未来がないと考えたいですが、それでも情報社会だという事を忘れてはいけません。

すでに、自分達で調べる能力を持ってしまっているのです。