山陰・鳥取島根の「タイヨー通信」 – 業務用無線 l ネットワーク・通信機器 l 防犯カメラ | WEB SPIRAL NEWSPAPER

山陰・鳥取島根の「タイヨー通信」 – 業務用無線 l ネットワーク・通信機器 l 防犯カメラ

Web

2015/02/17

記事の詳細

山陰・鳥取島根の「タイヨー通信」 - 業務用無線 l ネットワーク・通信機器 l 防犯カメラ

このページの目次

1 概要
2 タイヨー通信の業務内容
3 総括

概要

2011年3月11日に起きた「東日本大震災」から、もうじき4年経とうとしています。今なお多くの人々に傷跡を残し、復興も完全とは言えません。

日本において地震とは頻繁に起きるものですが、地震で最も恐ろしいの地震後の津波です。大津波など災害から避難するためには避難警告が非常に重要です。

各地域では防災行政無線設備が設置されており、民間の通信業者が調整・保守を行っています。

私の地域では「タイヨー通信」という企業が調整・保守を行っています。
その他にも通信業務に携わっており、その業務内容が非常に興味深かったので、その紹介をします。

タイヨー通信

タイヨー通信の業務内容

防災行政無線の調整・保守

先に述べたように、タイヨー通信では、防災行政無線の調整・保守を行っています。地域に関する情報の発信や災害時の避難勧告に使用されています。

地域に住む私たちにとって非常に重要な設備なので、企業の定期的なしっかりとした点検は欠かせません。

無線機器の取扱い

タイヨー通信は無線機器の販売・修理・レンタルを行っています。

無線機器は警察や警備会社などで広く使用されています。
スマートフォンなど携帯電話では、災害による影響を受けることが多く、緊急事態の際に使用できない可能性が高いです。

スマートフォンが普及している現在、無線機器やトランシーバーは前時代的というイメージがありますが、災害による影響が受けにくいというメリットがあります。

一部の無線機器を使用するには免許が必要ですが、トランシーバーのような出力10mW以下の無線機であれば誰でも使用できます。

地域のお祭りなどイベントの際に重宝するので、レンタルしても良いのではないでしょうか？

セキュリティ機器・防犯カメラの設置

凶悪犯罪は絶えることなく発生し、警備会社へ警備を依頼する企業や家庭は増えており、防犯意識は高まっています。

タイヨー通信では、その警備会社とも関わりの深いセキュリティ機器・防犯カメラの設置を行っています。

防犯カメラ以外に、高齢者を見守るシステム『絆-ONE』の提供も行っています。
カメラではなくセンサーによるシステムなので高齢者のプライベートを尊重しながらにして見守ることができます。

列車無線・JR関連

私たちが普段何気なく使用している列車・電車でも事故やトラブルは発生します。そんな時にしっかりとした連携を取るためには無線機器が欠かせません。

乗務員と運転指令所の通告や指示伝達といった重要なやりとりを支えているのも無線機器なのです。

こうした重要な設備の設置・調整・保守といったこともタイヨー通信は行っているようです。

その他のサービス

上記の他にも通信機器に関わる業務をおこなっており、自治体型CATV（ケーブルテレビ）の施工・保守や、パソコン・ネットワーク関連の工事・保守を行っています。また、システム構築も行っています。

このように、タイヨー通信のような通信機器を取り扱う企業は私たちの生活に深く関わっています。

総括

「東日本大震災」以降、地震への関心が高まり、人々の防災に対する姿勢は変化してきています。

ですが、個人で行えることには限界があるので、県や市といった行政からの情報発信ができる防災行政無線の調整や保守は責任ある仕事です。

もちろん、タイヨー通信が関わる列車無線やその他の業務も重要な仕事です。

普段はあまり気にしませんが、見えないところでタイヨー通信のような企業が多く関わって私たちの生活を支えてくれています。

今回のように地元の企業について調べると、意外なことが分かるかも知れません。

タイヨー通信