マンU香川真司が試合に出場するために必要な4つの事

サッカー

2014/01/26

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1 概要
2 モイーズ退任まで待つか、移籍が先か…

概要

イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属する香川真司選手の出場機会が減っている。

ビッグクラブへの移籍のニュースは日本人のすべてのサッカーファンを喜ばせた。（明石家さんまだけ反対していた。）

しかし、香川は出場機会を得られずに、ベンチを温める事が多くなってくる。
偉大なる監督『アレックス・ファーガソン』が退任してからモイーズ新体制となった今シーズン。

ファーガソンの最後の置き土産と言われた香川は、今のマンチェスター・ユナイテッドに必要のない選手なのだろうか。

今回の記事では、どうすれば香川が試合に出場するために何が必要なのかを取り上げていきたいと思う。

監督からの信頼

まず、試合に出場するために一番求められるのは新監督であるモイーズからの信頼を勝ち取る事である。

基本的にはレギュラーで名前を連ねる選手は監督が決めている。
監督に対してコーチが提言する事もあるだろうが、最終決定は監督だ。

特に、ファーガソンからの移行を強く求められているモイーズ監督。私達が想像している以上に、彼の重圧は凄まじいものがあるだろう。

モイーズに求められているのは、ファーガソンが築き上げてきた「強豪マンUの維持」だ。しかし、彼がやろうとしている事は「ファーガソン色からの脱皮」にしか見えない。

要するに例え良い選手であろうとも、ファーガソンの息がかかった選手は起用しないという姿勢である。

こんな子供染みた事をモイーズが実施するのかどうかはわからないが、彼も人間。
また、香川は日本人でアジア人だ。

表向きにはしないものの、まだまだ欧米ではアジア人を差別する人間は大勢いる。サッカーという土俵の上でなら尚更かもしれない。

得点

今シーズンの香川は未だに無得点。

ハーフやトップ下で起用されるのであれば、2ケタ得点は難しくても、多少なりとも数字が欲しいところだ。

もちろん、今のチームの戦術に香川が適合していないのは明白なのだが、それでも世界トップのプレイヤーになるためには自分自身が戦術にならなければいけない。

アシスト

得点よりも、更に危惧されるのがアシストだ。
今シーズンのアシストは数は未だに0（ゼロ）である。

出場試合数が少ないとは言え、彼の今のポジションではアシストが求められる。

もちろん、チャンスがなかったわけではない。
いくつかのアシスト未遂はあった。しかし、当然の事ながらフィニッシュしてくれなければ、アシストはつかないのだ。

フィジカル

得点もパスも戦術に起因する部分があるため、100％香川に瑕疵があるとは言えない。
しかし、フィジカルの問題は彼自身の問題だ。

プレミアリーグは世界一フィジカルの強さが求められるリーグとも言われており、貧弱な選手は簡単に吹っ飛ばされてしまう。

特に、流動的な動きがとろうにもとれない香川が、1対1の競り合いに勝つ事が求められる。ドルトムント時代に比べると、体付きは多少変わったものの、本田や長友のようにフィジカルの強い選手に成長してほしい。

モイーズ退任まで待つか、移籍が先か…

今の香川は岐路に立たされている。モイーズが退任するまで待つか、移籍するのか。
まだ噂の段階だが、リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーや、古巣ドルトムントの移籍が報じられている。

だが、私達が夢見たのは日本人選手がマンチェスター・ユナイテッドで輝く香川真司選手の姿だ。

実は、香川以上に厳しい立場に立たされている人物がいる。
それはモイーズだ。

希代の名将ファーガソンの後任という大役とは言え、さすがに今の成績はお粗末過ぎる。