エロゲーの『射精カウントダウンシステム』について

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2014/09/11

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このページの目次

1 概要
2 タイミング
3 エロシーンの長さ
4 ダウンロード派とリアルタイム派
5 派閥
6 まとめ
- 6.1 参考URL

概要

最近ではもはや標準システムともいえる「射精カウントダウンシステム」について。このシステムは主人公とヒロインが絶頂するタイミングを数字で知らせるというものだ。

つまり、カウントダウンをすることで「ここが抜きどころですよー」というのを目に見えて分かるようにしている。

しかし、あるユーザーはこのシステム自体は良いのに冷めることがあると自身でまとめている。

タイミング

たまに、主人公が意図しないタイミングで射精するタイミングでもカウントダウンをしている為にタイミングを外すことがある。

そして、タイミングを合わせているのに、“射精カウントダウン残１からの中or外選択”が出てくる場合がある。

一部の作品では事前にオプションで中or外or都度選択かを選べるシステムもある。

エロシーンの長さ

「射精カウントダウンシステム」が無いエロゲーの場合はライターによって2度3度と複数に渡り射精することがある。

そして、エロシーンの長さもライターによって違ってくる。フリーライターの伊藤ヒロ氏は自身のTwitterで、

「エロゲーのエロシーンをどのくらいの長さにすればいいのか、という命題については多くのライターが頭を悩ませていると聞きます。結局、何文字・何行使えばいいのか、ということについては実を言えば伊藤も結論は出ていません。」

と語っている。

ダウンロード派とリアルタイム派

伊藤氏はオナニーには大きく2種類に分類されると語る。「ダウンロード派オナニー」と「リアルタイム派オナニー」だ。

これは伊藤氏が命名したもの。

「ダウンロード派」は“AV、エロ本などの内容を一度頭の中にダウンロードし、あとで寝室なりトイレなりでのんびりオナニー”というスタイル。

ダウンロードというより、インストールといった方が正しいのかも知れない。全てを想像で済ますのもこのタイプだ。

そして、「リアルタイム派」は、“オカズを目の前に広げながらオナニー”というスタイルだ。

派閥

当然、この2タイプは分かり合えず、ライターがシナリオを書く上でエロシーンの長さを重要視するのは「リアルタイム派」だ。

ダウンロード派は、その豊かな想像力でシチュエーションさえ提示されれば、あとは自分の好みの長さのエロシーンを想像できる。

そして、この派閥はエロゲーライターにも存在するようだ。

「ダウンロード派のライターは、リアルタイム派の気持ちが分からないので、ほど良い長さが分からず、ついつい短いエロシーンを書いてしまう、ということが多々あるのです。」

と伊藤氏は語る。

まとめ

エロシーンの長さを把握するのにリアルタイム派は「射精カウントダウン」はかなり重宝する。

概要にも書いた通り、射精カウントダウンのお陰で、タイミングを外すことが少なくなる。

0とは言えないのは、複数回射精するエロシーンはライターのシナリオによるものなので、システムだけではカバーしきれないからだ。

泣きゲーのような雰囲気を大切にする作品ではこのシステムは合わないだろう。リアルタイム派としては、このシステムは全ての抜きゲーだけに搭載して欲しいところだ。