エロゲー雑誌「DENGEKI HIME」が休刊
記事の詳細
概要
KADOKAWA アスキー・メディアワークスの発行するエロゲー雑誌「DENGEKI HIME」が本年度中に休刊すると関係者から発表された。休刊の理由は「販売不振」と「社内整理」の2つの理由ではないかと思われる。
サンデー社発行の「パソコンパラダイス」は昨年11月に休刊し、今年6月にムック扱いで復刊したが、これは稀な例だ。
現在、エロゲー雑誌はKADOKAWA エンターブレインの発行する「TECH GIAN」と富士美出版が発行する「BugBug」が二強となっている状態だ。
そこに、コアマガジン発行の「メガストア」と「DENGEKI HIME」などが続く形になっていたようだ。
「BugBug」も元々発行していたサン出版の方針変更で編集部ごと富士美出版へ移籍した。縮小するエロゲー業界の状態から見ても他社は他人事とは思えないだろう。
合併による社内整理の影響?
22014年10月1日に株式会社KADOKAWA・DWANGOが設立され話題を呼んだ。そして、これを機に、KADOKAWAグループ内で重複する部署を整理統合を進めていた。今回の「DENGEKI HIME」休刊発表もこの整理統合の影響ではないかと思われる。
各グループの社内には、「ひとつになっていいことだらけ」という標語が貼られた。だが、編集者や社員は“実感は湧かない”と少々疑問に思っている様子。
今回の件でも、その“いいこと”とは思えないが、休刊により、これ以上マイナスを出さないという点では“いいこと”なのかも知れない。
DENGEKI HIME
「DENGEKI HIME」(でんげき ひめ)は1997年に「電撃王」の増刊として「電撃姫」が発刊。2001年には独立創刊して月刊化する。
表記が「電撃姫」や「電撃HIME」だったりと頻繁に変わるが、基本は「DENGEKI HIME」だ。
ゲームのコミカライズを中心に掲載しているのが特徴。
リニューアル以降は付録を豪華にしていたが、雑誌自体の価格も上がり、読者からは不満の声が上がっていた。
休刊を惜しむ声もあるが、やはり厳しい声の方が多いようだ。
まとめ
エロゲー雑誌トップを走る「TECH GIAN」も他人事ではなく、エロゲー業界縮小による影響と、「DENGEKI HIME」と同じようにKADOKAWAグループの影響が懸念される。そして、エンターブレインは千代田区三番町から銀座への移転も決まっているようだ。同社社員からは「またオタクから遠いところへ…」といった声も…。
概要にもあるとおり「パソコンパラダイス」のように復刊するのは稀な例だが、もしかしたら「コンプティーク」のように18禁関連を扱わなくなって復刊するかもしれない。
その内、エロゲー雑誌も電子書籍化するかも知れない。
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