ALIENWAREの「Alpha」は新型ゲーム機なのか?

ゲーム

2014/09/29

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 3モデル
3 どういうハードなのか？
4 まとめ

概要

Alienwareが2014年11月21日に発売予定の「ALIENWARE Alpha」（以下、Alpha）。

「新世代の据え置き型ゲーム機」としてAlienwareからE3 2014で発表され話題になっていた製品を、東京ゲームショウ2014の開幕に合わせて国内発表をした。

既にAmazon.co.jpでの先行予約受け付けも始まっている。
本製品は「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」の3モデルで発売予定だ。

税抜き価格で「スタンダード」が、\59,800円、「プレミアム」が\75,800、「プラチナ」\89,800。

3モデル

3モデルでそれぞれの価格に大きく差が出ているのには理由がある。

それは、各モデルごとに搭載されているCPUやHDD容量、ワイヤレスの性能に違いがあるからだ。

当然、価格が高いモデルの方がCPU性能も高く、HDD容量も大きい。

コントローラーは標準で「Xbox 360 ワイヤレスコントローラー(ブラック) with USBアダプター」が付属する。

このコントローラーは専用ドライバをインストールすれば、他のPCでもゲームパッドとしても利用できる。
現在も単品で販売されているコントローラーだ。

どういうハードなのか？

Alphaはコントローラーだけで操作可能なオリジナルユーザーインターフェイスを介して、世界最大のオンラインゲームプラットフォーム「STEAM」と直結できる。

STEAMはAAAタイトルからインディーゲームまで500タイトルを超える世界中のゲームをダウンロード販売している。

PCゲーマー御用達の海外のダウンロード販売サイトだ。
ネイティブ1080pに対応し、フルハイビジョン大画面テレビで楽しめて、静穏性に優れている。

オリジナルインターフェイスは、コントローラーのみで操作できる「コンソールモード」とマウス・キーボードを接続して操作可能な「デスクトップモード」がある。

「デスクトップモード」を選択すると「Windows 8.1」が起動し、通常のパソコンと同じように使用することができるので、「STEAM」以外のWindows版ゲームも楽しめる。

つまり、ゲーム機として使用するならコントローラーだけで十分ということ。

まとめ

一般的な据え置き型ゲーム機と比べると価格も高く、据え置き型ゲーム機というよりゲームPCだ。

しかし、ゲームPCとしてみれば価格も低めだ。
外付けDVD/BDプレイヤーを接続すればディスク形式のゲームもインストールできる。

PCとしては性能が高いとは言えないものの、小型の本体で場所も取らないため、選択肢としては、そう悪くはないのではないだろうか？

ただ、ゲーム機として売り込むには少々厳しい製品だ。