箱庭系シミュレーションゲームの最高峰「Tropico 5」！PCゲームの大人気シリーズ

2014/07/8

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箱庭系シミュレーションゲームの最高峰「Tropico 5」！PCゲームの大人気シリーズ

概要

何歳になっても箱庭シミュレーションというジャンルから卒業できない諸君らにトロピコ5を紹介しようと思う。

カリブ海にある島トロピコの独裁者となり、国を育てていくシミュレーションゲームだ。トロピコは前々作のトロピコ3、前作のトロピコ4と順調に進化を遂げてきたゲームブランドだ。

3から4へは3の良さをそのままに、科学アカデミーやジェットコースターなどの建造物が追加されて好評だった。

最初から大きな独立国家として機能しているわけではなく、植民地のような立場からスタートする。

もちろん、こういった何もないところから始まるのが箱庭シミュレーションゲームの醍醐味とも言える。

細々とした事を説明する前に、この記事を読んでいる方々には動画をご覧いただきたいと思う。

私達の想像とは裏腹に、すべての栄光を手にしている人生というのは面白くないものなのである。

この島を発展させるためには、人々が住む家を建てなければいけない。
人々が生活するために必要な仕事を与えていかなければいけない。

何事も、国というのは国民が、人が重要なのだ。
しかしながら、人々が常に笑顔で仲良くしているかと聞かれれば、必ずしもそういうわけではない。

人々には派閥なるものが存在しており、あっちを立てればこっちは立たないという事態となり、運営をする人間にとっては困ったものである。

こういったバランスもこのトロピコを楽しむポイントだ。
また、正攻法だけではなく、隠蔽や暗殺なども行なって国家を維持していく。

時代の移り変わりも楽しめるのがこのゲームの特徴でもある。
時代が進み、国が発展すれば用意できるものも増える。

そうして、小さな島から始まったこの物語は、大きな大きな歴史を紡ぎ出す事になるのだ。

残念ながら、このトロピコ5の日本語版については、今だにアナウンスがなされていない。それでも気になる人は、まずはトロピコ4からプレイしてみる事をオススメしよう。

PCゲーム主流と言えば、エロゲーとトロピコのようなシミュレーションゲーム。シムシティにも言える事だが、箱庭型シミュレーションゲームは「時代」という概念を強く取り入れているのが常識となった。

一昔前では時の流れというのはゲーム内での収益を生むためのものだけでしかなかったが、建造物や人々の様相も変かしていくため「ゲームそのものを変えてしまう」程のシステムとなっている。

RPGは面倒臭い、アクションゲームは苦手、という人はぼんやりとシミュレーションゲームをプレイしてみてはいかがだろうか。

すべての人々があなたの思い通りに生活はしないかもしれないが、それがシム系シミュレーションゲームの面白さだという事を、今一度思い出してほしい。