人気同人ゲーム「東方Project」が英語圏進出！

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このページの目次

1 概要
2 東方Project
3 まとめ

概要

インディーズゲームの配信を行っているPLAYISMが人気同人ゲーム「東方Project」を英語圏に向けて配信するとPLAYISMの海外向けブログにて発表した。

配信タイトル第1弾としてシリーズ第14弾となる「東方輝針城～ Double Dealing Character.」が選ばれた。英語圏でのタイトル名は「Touhou Finally Coming to The West」となっている。

本作は同人ゲームとして展開されており、音楽や書籍などといった多数のメディア展開を行っている人気の弾幕系シューティングゲームだ。

「東方Project」の開発を行っている「上海アリス幻樂団」の協力により実現した今回の海外配信に本作が選ばれた理由として、シリーズ初のダウンロード販売が行われ、ゲームのストーリーは独立しているため前作以前をプレイしていなくても楽しめるということが選ばれた理由だそうだ。

既にPLAYISMでは国内向けに本作が配信されているが、英語圏に向けた配信日は未定となっている。

PLAYISM海外向けブログ

PLAYISM「東方輝針城

東方Project

国内の同人作品としては非常に人気が高く、同人作品としては珍しく多くのファンによって二次創作・三次創作が多く作られている。

シリーズの開発は上海アリス幻樂団のZUN氏がプログラム、グラフィック、シナリオ、サウンドといった全てを一人で行っており、ファンからは”神主”の愛称で親しまれている。

1995年より続く東方Projectの主人公の一人「博麗霊夢」は神社の巫女であるところから”神主”の愛称を付けられた。

ZUN氏が一人で開発されている東方Projectだが、例外として「東方花映塚〜 Phantasmagoria of Flower View.」はサークル「黄昏フロンティア」のメンバーが、製作スタッフとして参加している。

そして、外伝作品に位置づけられる「妖精大戦争〜東方三月精」に登場するキャラクターのグラフィックは、漫画「三月精」の作画担当の比良坂真琴が担当している。

「弾幕系シューティング」と呼ばれる東方Projectは、無数の敵の攻撃を避けながらステージをクリアしていく。

タイトルによってシステムも異なっており、対戦可能だったり、弾幕を撮影して切り取る、弾幕を凍らせるなどタイトルによって使用できる自機も性能も違っている。

上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアは共同プロジェクトとして対戦型格闘ゲームの開発も行っている。

上海アリス幻樂団では、二次創作を自由に行ってもらうため大きな制限が設けていないが、企業グッズなど商業展開を行う際にはZUN氏が必要となっている。

まとめ

現在、PS4とPS Vitaでは2014年12月18日から始動している”Play,Doujin!”プロジェクトのひとつとして、東方Projectの”二次創作作品”が配信されている。

また、PS Vita用のカスタムテーマも配信されている。東方Projectシリーズは配信されていないが、ZUN氏も協力しているとのこと。

美しい弾幕と音楽、そして独特な世界観が人気の東方Projectだが、腕と根気が必要なシューティングとなっているため海外ではどのような評価になるのか気になるところだ。PLAYISMのブログでは既にツイートが1800を超えており、注目度は高いと思われる。

Play,Doujin! 公式サイト