「Goat Simulator」Xbox One版/Xbox 360版リリース決定

ゲーム

2015/03/27

記事の詳細

「Goat Simulator」Xbox One版/Xbox 360版リリース決定

このページの目次

1 概要
2 「Goat Simulator」とは
3 まとめ

概要

スウェーデンの独立系デベロッパーCoffee Stain Studiosによる「Goat Simulator」のXbox One版とXbox 360版を4月にリリースすることをMicrosoftが2015年3月13日に発表した。

価格は未定で、日本でも同時期に発売となる予定だ。

2014年8月のGamescomの段階でMicrosoftが本作をXboxに展開することを発表しており、2015年3月3月2日から6日に米サンフランシスコにて開催された「Game Developers Conference 2015」ではWindows 10のデモに本作を使用した。

PC版との違いなど、具体的な違いは発表されていない。

公開された「Goat Simulator」のローンチトレーラーでは、ヤギが登場し、最後にXbox Oneが登場するシンプルなものとなっている。これだけでは何のゲームなのか分からないだろう。

Goat Simulator coming to Xbox

「Goat Simulator」とは

元々本作は、Coffee Stain Studiosのプログラマー訓練のために開催した、社内のゲームジャムセッションで開発され、リリースの予定はなかった。

しかし、そのトレーラーをYouTubeにアップするととてつもない反響があり、急遽発売を決定した経緯がある。

その後、「Steam」で配信され話題となり、スマートフォンでも配信されている。

タイトルと直訳すると「ヤギシュミレーター」だが、内容はヤギを育てる訳でも、農場経営をする訳でもない。生活感溢れる住宅街で”ヤギを操って暴れまわる”だけのゲームだ。

プレイヤーはヤギを操って、頭突きや後ろ蹴り様々なオブジェクトを破壊していく。ヤギに体力設定などは無く、不死身なのでかなりのムチャができる。

時間制限はなく、アクションを繋いでコンボを稼ぐとスコアが加算されていく。これにより平和な住宅街が1匹のヤギによって凄惨な姿に変わっていく様はある種の爽快感を感じる。

簡単なクエストも用意されており、コレクタブル要素も用意されている。ヤギがUFOを呼んで宇宙に行ったり、ジェットパックで明後日の方向に飛んで行ったりと意味不明なイベントも多数用意されている。

ヤギのやたらと長いベロでオブジェクトを引っ張ったりもできる。

本作には物理エンジンが採用されており、変なバグも多数存在している。
そのため全体的に荒削りな仕様で、ヤギの首が伸びたり、天井にヤギの首が刺さるなど面白いバグは開発元があえて残している。

また、キリンやダチョウ、2足歩行をする電子レンジにも変身でき、別の特殊能力を使用することも可能だ。

まとめ

PC、スマートフォンで本作をプレイできるが、まだ未プレイの人はXbox One/Xbox 360でリリースされるまで待っても良いだろう。

追加要素などがあるのかは不明だが、何度プレイしても新しい笑いを提供してくれる本作は”バカゲー”と呼ぶに相応しいものとなっている。少なくともこんなヤギがいたら嫌だと思うはずだ。

PC版はユーザーによるMODも公開されているので、遊びの幅はグッと広がる。価格も非常に手頃なので是非プレイしてみて欲しい。