【艦隊これくしょん】資材と遠征について

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2014/07/12

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1 概要

概要

先日、Twitterにて艦これ運営から夏イベント期間限定海域の告知がされた。
告知によるとイベント開始は8月上旬頃になり、作戦名は「AL作戦 / MI作戦」とのこと。

ALはアリューシャン、 MIはミッドウェーのこと。
どちらも史実で攻略を目指した場所だ。

ミッドウェーという言葉が出るということは、ミッドウェー海戦の内容を少しでも知る者ならば夏イベント海域は激戦になることが容易に予想できる。

特に空母の運用でボーキサイトが不足するのは目に見えているので、今の時期からボーキサイトを貯えるプレイヤーもとい、提督は多いだろう。

そもそもボーキサイトってなんぞ？食えるの？って人の為に説明。

ボーキサイトは赤茶色で酸化アルミニウムを含む鉱石で、この鉱石から不純物を取り除きアルミニウムを精錬する。

一応書いておくが、食べれないし粉末を吸い込むことで起こる塵肺の一種「ボーキサイト肺」になる。

この病になると進行速度が速く4年程度で死に至ると言われている。

アルミニウムは航空機・自動車などの材料として第2次世界大戦時の軍需において重要な資材になったのである。

つまり、艦これにおいてもボーキサイト＝アルミニウムは重要な資材で、これ無しには空母の艦載機など航空機を運用できない。

艦これでは資材は自然回復するのだが、回復には上限があり、ボーキサイトに限っては自然回復速度があまりに遅い為、どうしても不足しがちなのだ。

遠征

では、不足する資材はどう補うのか？
それを補う為のシステムが「遠征」である。

事実、日本は輸入国家である為、資材を海外から仕入れていた。

同じように艦これでも資材を仕入れる為に遠征をする。
といっても別に購入する訳ではなく、遠征に出した艦娘が持って帰ってきてくれるのだ。

遠征には様々な条件があり、最低でも駆逐艦が2隻以上必要になることが多い。
遠征に出すとそれぞれの任務に表示される遠征時間が経過すると資材が増える。

艦これの資材は基本的に時間経過で増やすものなので、早めに貯めておけば時間の許す限りイベント海域を攻略できるのだ。

もうオリョクルは嫌でち・・・

資材は微量だが通常海域でも拾うことができる。

例えば、通常海域の”東部オリョール海”を「潜水艦」だけの編成でひたすらに周回するというもの。

東部オリョール海マップでは燃料・弾薬を入手できるマスが多い。

そして、潜水艦は燃費が良く、敵の攻撃で大破になることも少ない為、少ない資材で東部オリョール海を回せるのだ。

誰が言ったか知らないが、これが俗に言う「オリョールクルージング」である！

と、このようにして提督達は資材を貯め込みイベントに挑むのだ。

総括

戦争も艦これも兵や艦隊の鍛錬は必要だが、資材などの”兵站が実は最も重要なのだ”と艦これを通じて実感した。

私が最近読んでいる「幼女戦記」にもこの”兵站”が書かれている。
タイトルこそアレだが、中身はガチの架空戦記なので興味のある人は是非読んでみて欲しい。

戦争史やものの見方を変えてくれた艦これに、これからも私は敬意を表する。