Wii U『マリオカート8』の発売日は5月！任天堂が経営方針説明会で発表

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2014/01/31

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このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

これまでWEB SPIRAL NEWSPAPERでは『マリオカート8』の発売日について触れてきました。基本的には、公式サイトでの記載や決算説明会参考資料をソース源とし、「2014年春発売」という事でお届けしてきました。

その後の任天堂は下方修正の赤字決算で揺れに揺れており、一ファンとして『マリオカート8』の行く末を気がかりにしながらも、任天堂に残されたキラーコンテンツとして注目してきました。

そして、2014年1月30日に実施された任天堂の経営方針説明会において、『マリオカート8』の発売日が2014年5月になる事が発表されました。

経営方針説明会ページ

1月30日に実施された任天堂の経営方針説明会の概要は、任天堂のページで確認する事ができます。

平成26年3月期第3四半期累計期間の連結業績及び通期の連結業績予想の説明

2014年1月30日（木）経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会社長説明 2ページ

マリオカート8についての任天堂岩田社長のコメント

また、各タイトルの具体的な展開予定や、今後の新たなタイトルの投入については、ニンテンドーダイレクトなどの機会を通じてお伝えしていきますが、今年Wii Uの軸となる『マリオカート８』は、決算説明会参考資料の6ページでは2014年春発売と記載されておりますが、発売を全世界で5月にすることに決定しました。

ここで大きな盛り上がりをつくるべく、『マリオカート８』発売が単発のイベントにならないようにしたいと考えています。

大企業の経営方針説明会で1タイトルの名前が挙がった

企業の経営方針説明会などにおいて、1コンテンツの名前が挙がる事は珍しい事ではない。しかし、Wii Uが不調の原因である中、Wii Uで発売を予定しているタイトルの名前が挙がった事について注目したい。

今回の経営方針説明会では、日経リークによると任天堂スマートデバイスへの進出が目玉的な発表だと考えられていた。

この日経リークは正しく、任天堂はスマートデバイスへとプラットフォームを移すわけではないが、プロモーションの一環、コンテンツとユーザーを結び付けるという点で、スマートデバイスの利用を発表した。

スマートデバイス事業は、社を上げてのプロジェクトになるわけではなく、あくまでも任天堂の少数精鋭部隊が携わっていくようである。

スマートデバイスへの進出が最注目の中、やはり不振のWii Uを救うのはマリオしかないのか。というより、『マリオカート』しかないのかもしれない。

マリオとマリオカートは全くの別物の作品だと考えた方がいい。
マリオを起用したマリオ関連の作品は数多く存在しているが、マリオカート程シリーズ化した人気があるコンテンツは他にはない。

『マリオカート8』の発売で、Wii Uが赤字分を回収可能な程売れるとは考えにくいが、一つのキッカケを生み出す可能性はある。

マリオカートシリーズ売上一覧

タイトル	発売日	ハード	売上本数（日本）	売上本数（世界）
スーパーマリオカート	1992年8月27日	スーパーファミコン	382万本	876万本
マリオカート64	1996年12月14日	NINTENDO64	224万本	987万本
マリオカートアドバンス	2001年7月21日	ゲームボーイアドバンス	94万本	–
2003年マリオカートダブルダッシュ!!	2003年11月7日	ニンテンドーゲームキューブ	83万本	–
マリオカートDS	2005年12月8日	ニンテンドーDS	400万本	2334万本
マリオカートWii	2008年4月10日	Wii	367万本	3426万本
マリオカート7	2011年12月1日	ニンテンドー3DS	209万本	808万本
マリオカート8	2014年5月	Wii U	–	–

任天堂ソフトの中でも、マリオカートシリーズの売上本数は飛び抜けている事がわかる。

ミリオン達成なるか

一覧見てもらえればわかる通り、日本国内おいては、『マリオカートアドバンス』と『マリオカートダブルダッシュ!!』以外はダブルミリオンを達成している事がわかる。

これはその当時のハードの普及が大きい。
今回のWii Uの不振は『ニンテンドーゲームキューブ』に例えられる事が多い。
『ニンテンドーゲームキューブ』は当時最盛期を迎えていたプレイステーションに完全敗北してしまい、売上は落ち込んだ。

当然の事ながら、ハードが普及していなければソフトの売上も伸びない。
ただ、忘れてはいけないのは「ゲームソフトをプレイするためにハードを購入する」というユーザーの基本心理だ。

「〇〇（ソフト）が発売したら、その時に〇〇（ハード）を買おうかな」
「〇〇（ソフト）が発売するまで様子見」

といったような会話があるように、ハードの魅力もさる事ながら、ユーザーはゲームソフトに注目している。