エロアプリ改革企画！ガチャは回せば回す程ユーザーは満足する?

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2013/11/29

記事の詳細

このページの目次

1 概要
2 まとめ

概要

先日とある記事を読んでいて、その記事は昨今のソーシャルゲームの現状や、DMMの『艦隊コレクション』が成功した理由を分析していました。

その記事の内容はとても納得の出来るものでした。

今月中旬にリリースされたアイランドシリーズのハンターアイランドの長所もそうですが、人気アプリは『ガチャ』が楽しいです。艦隊コレクションとも共通していますね。

今回は、艦隊コレクションとハンターアイランドに学ぶ、エロアプリの改革企画記事です。

艦コレに学ぶ

『艦隊コレクション』は非常に出来の良いソーシャルゲームです。プラットフォームはソーシャルゲームなものの、その内容からか「他のソーシャルゲームとはどこか違う」と思わせる事に成功しました。

戦艦＋美少女＋微エロという属性を見事にマッチングしてのけた作品です。
新規ユーザー登録を常時行っているわけではない、というのも話題になった理由の一つですね。

私もいざ登録しようと思った時は募集が締め切られていて、登録する事が叶いませんでした。次回募集がかかった際は、何が何でも登録したいと思います。

最近では期間限定イベントで若干炎上していましたが、その人気さ所以でしょう。

『艦隊コレクション』の人気の理由はこれだけではありません。
ユーザーがハマってしまう最大の理由に『ガチャ』がありました。

ガチャは回せば回す程良い

『艦隊コレクション』では多ければ1時間に1回ガチャを引く事が出来ます。これはその他のソーシャルゲームと比較すると、格段に多い事がわかります。

『無料ガチャ』であれば「1日1回」というのが平均的な数字だと思います。このペースを1時間に1回にするのです。

では、ガチャを多く引かせる事によって、ユーザーにどのような印象を与えるのでしょうか？

お得感がある

通常1日に1回のガチャを多く引かせる事でお得感があります。

他のソーシャルゲームでは1日に1回なのに艦隊コレクションでは1時間に1回、全然印象が違いますよね。

艦隊コレクションのガチャは「射幸心を煽る」とまでは言わないまでも、それでもワクワクするものです。
ユーザーがワクワクドキドキする回数を増やすという事が楽しさの秘訣になっています。

レア・激レアの確率を下げる

ゲーム内のバランスを保つために、運営側はインフレをコントロールしなければいけません。

出てくるレアアイテム・レアモンスターの確率を調整しなければ、ガチャを引く回数が多ければ、一気にインフレを起こしてしまいます。

そのため1日1回ガチャを回すアプリよりも、レア・激レアが当たる確率を下げる必要があります。

重要なのは、とにかく回数を多く引かせる事です。

例

下記が確率を下げる例です。

通常のソーシャルゲーム=レアが出る確率は10％（10回に1回）
回数を増やしたソーシャルゲーム=レアが出る確率は1％（100回に1回）

確率は大きく下がるわけですが、どちらも数日間プレイを続ければ1回は当たりが出る計算となります。

当たりが出る確率は同じなのですが、後者の方がお得感があるように思えます。

種類を増やす

確率コントロールの他にも、とにかくコレクションする種類を用意しまくる、というのも一つの手ですね。

結局のところ、コンプリートという大きな目標が遠いところに立っているのであれば、ガチャを多く引かせても問題ありません。

ヘビーユーザーが増える

これは、ユーザーにお得感を与えるだけではなく、「張り付き厨」と呼ばれるヘビーユーザーを増やす狙いもあります。

例えば、1日に1回ガチャを引けるソーシャルゲームであれば、1日に1回の起動で済みますが、1時間に1回ガチャを引けるのであれば、1時間に1回アプリを起動しなければいけません。

1ユーザーあたりの平均PVを大きく上げる事が可能なのです。

ハンターアイランドに学ぶと

艦隊コレクションとは少し離れて、ハンターアイランドのガチャはどうでしょうか？
ハンターアイランドでは、「ガチャポン」形式はとっておらず、「スロット」形式のガチャシステムになっています。

ガチャポンだとレバーを引くだけですが、スロットだとユーザー自身が目で見てスロットを止める事になります。

要するに、ガチャポンであれば出てきてカプセルが開くまで何が出るかわかりませんが、スロットは絵柄が回っていて、ユーザーが欲しい絵柄を止める、という違いがあるのです。

ガチャそのものにゲーム性を持たせた例ですね。
ユーザーがスロットを止めるので喜びもガッカリも2倍になります。