全世界待望の「Red Dead Redemption II(RDR2)」発売
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概要
2018年10月26日ロックスター・ゲームス社より世界同時発売の「Red Dead Redemption II(レッド・デッド・リデンプションII以下、RDR2)」。あの世界的大ヒットとなったオープンワールドゲーム「Grand Theft Auto(グランド・セフト・オート)」シリーズで有名なメーカーの新作タイトルである。
前作から8年の歳月を超え、ついにシリーズ最新作として発売されるということで世界中で話題になった。
対応ハードはPlayStation 4、Xbox Oneとなっている。
2016年に発表され、延期した後、2018年秋である10月26日に発売となった。
RDR2とは
前作のRDRでは1910年代が舞台だったが、本作では時代を少し遡って1899年のアメリカ西部が舞台となっている。いわゆる西部劇のような時代が舞台なので、主に馬を使って広大な荒野を移動する。
本作の主人公アーサー・モーガンは所属するダッチギャングが大掛かりな強盗に失敗し、連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われてしまう。
ギャングである彼らは強奪、暴力、盗みを働くことで生き抜くしかなく、アーサーは理想とギャングへの忠誠心で板挟みになるというストーリー。
前作の主人公であるジョン・マーストンも登場する。
気ままにRDR2の世界を駆け巡ったり、釣りや狩り、ギャンブルを楽しむのも良いだろう。
武器の種類も多く、銃や斧はもちろん、カウボーイ定番の投げ縄も登場する。
銃には耐久度が存在し、メンテナンスも欠かせない。
周囲が短時間スローモーションになる「デッドアイ」システムにより、ガンマンによる「早撃ち」を再現することが可能。
さらに、ゲームを進めていくと敵の弱点までも見ることが可能になるという。
朝・昼・夜の他にも天候の変化といった要素もあり、アーサーは食事を行う必要があり、リアリティのあるギャング生活を堪能できる。
NPCに色々なアクションを起こしたり、依頼を達成することで変動する名誉システムも前作同様に存在しており、善行動・悪行動の多さに応じてNPCからの評価も変化する。
エディションと容量
本作の各エディションにはストーリーモード向けのコンテンツや競走馬、コスチュームなどが同梱されている。また、オンラインモード向けのボーナスコスチュームやプレイヤーのランクがランク25まで上がりやすくなるランクボーナス、キャンプ用テーマ、鉄砲店の武器3種類が無料など特典が満載だ。
今回の新規マップに加えて前作のマップの半分が収録されていることも確認されており、かなり広範囲なオープンワールドであることも分かる。
さらにパッケージ版はディスク2枚組で、容量は約100GBと多く、9月に発売された「Marvel’s Spider-Man」ですら44.69GBなのでそれだけでボリュームの凄さが伺える。
それぞれデータディスクとプレイディスクとなっており、両方をハード本体にインストールすることでプレイ可能になる。
見た目の変更
本作にはキャラクタークリエイト的な要素は無いが、服装のカスタマイズは存在する。ズボンもブーツの中に入れるか、外に出すかなど細かい。
髭・髪や体型は変更するというよりも”変化する”と言ったほうが正しいだろう。
髭は剃らなければ伸び続けるし、髪も同様に伸びる。
極力動かずに食べ物を口にし続けていると、太身の体型に変化する。
太ったアーサーを見て、こうならないように自分もダイエットしようという切っ掛けになるかもしれない。
風呂に入って身体を洗わないとあまりの臭いにNPCに怒られてしまうなんて事も。
浮浪者としてロールプレイをするならあえて風呂に入らないのも手だ。
愛馬とカスタマイズ
本作では移動は主に馬を使用して行う。馬は購入したり、人から奪った馬を乗り回すこともできる。
狩りで狩った獲物も馬に乗せて運ぶことができる。 馬には餌を与えることができ、馬小屋などで鞍やたてがみをカスタマイズできる。
また、各エディションで獲得できる競走馬は一般的な馬とは異なる性能を持つ。
長時間連れ回したり、餌を与えることで馬と仲良くなり、やがて愛馬になる。
馬とは仲良くなると、横ステップや急旋回といったスキルを覚えさせることもで可能だ。
見た目や性能など自分の好みに合った馬を見つけて、カスタマイズしていこう。
オプションの変更は必須
自由に行動できる一方、リアリティのための不自由さも存在する本作。特にゲーム的な部分での不自由さはストレスに感じやすい。
オプションの変更ではまず最初に字幕で喋っている話者の名前表示をONにしておこう。
似たような顔で似たような声を出すキャラクターが複数登場するシーンでは誰が何を喋っているから分かりにくく、デフォルトではセリフの名前表記が見えなくなっているので優先的に変更しておきたい。
また、狩った動物の皮を剥ぎ取ったりする時の「ボタンの長押し時間」も調整できる。
デフォルトでは長押しに必要な時間が長く設定されているので、そこも短くすれば指に掛かる負担も軽減されるだろう。
他にも「操作を標準(FPS)」「視点アクセル最大」「視点デッドゾーン最小」「ランニングモード(徒歩時のみ)を切り替えで走る」などの設定するとFPSに近い操作性にできるとのこと。
スティックのデッドゾーン(※スティックを倒した時に反応する範囲)も0に近い方が良いだろう。
画面揺れが激しく感じるのであれば、”一人称頭部の揺れ”を減少させておこう。
長時間プレイすることになる本作は、オプション変更による調整は必須と言える。
Tips
- マップは”オプションボタン長押し”で見れる
- セーブはメニューの”ストーリー”から行える
- ファストトラベルは、キャンプ内の「宿泊施設」を2段階アップグレードで利用可能になる
- 一人称視点でPS4版は、十字キー下を押すとアイアンサイトが使用できる
- デッドアイの性能はストーリーの進行具合で変化する
- 入手できるチートコードは使用するとセーブができない・トロフィーが入手できないペナルティが存在する
コンパニオンアプリ
RDR2発売後はiOSとAndroid向けに本作の世界地図とデジタルコンパニオンを備えたコンパニオンアプリがリリースされる。
アーサーのステータスをリアルタイムに表示でき、連動させることでテレビ画面のHUDを完全非表示にできる。
これにより、より没入感のあるRDR2を楽しむことができるという訳だ。
普通なら地図を確認しながらプレイするのは面倒でしかないが、タブレットにインストールして、手元に置いた状態でプレイするのも乙なものだ。
Red Dead ONLINE(レッド・デッド・オンライン)
RDR2の壮大なオープンワールドを舞台に展開予定の「Red Dead ONLINE(レッド・デッド・オンライン、RDO)」。1人ではもちろん、フレンドと共にプレイすることもできるオンラインモードだ。
RDR2を購入していれば無料で利用することができる。
サービス開始時には混乱が発生する可能性が高いことも踏まえて、RDR2との同時リリースではなく、後日リリース(2018年11月予定)という形をとっているとのこと。
GTAオンラインのサービスも今後も継続し、しばらくの間はアップデートが配信されるようだ。
ゴア表現の規制について
さて、いわゆる洋ゲーではゴア表現が含まれることが多々ある。本作はCERO:Zに該当し、18歳以上推奨となっている。
特にゴア表現のあるゲームを日本国内で販売する場合は規制が入ることも珍しくない。
そして、日本語版RDR2はほぼ規制無しなようだ。
なぜほぼなのかと言うと、人間や動物の四肢が外れる表現はあるが、ストーリー中のセクシーシーンが規制されている。
その他、去勢シーンなども規制されている様だが、肝心のゴア表現については規制はほぼ無いと言って問題無いだろう。
また、サーバーは日本版はいわゆる隔離サーバーという、海外版とは別のサーバーが用意されているとのこと。
規制が気になるのであれば、北米版を購入すると良いが、日本語字幕は無いので注意。
北米PSNカードと北米PSNアカウントを用意する必要がある(Xbox OneもPayPalか海外のポイントが必要)が、この購入方法は自己責任が伴うので各自で調べて欲しい。
規制を怖れてアジア版(香港版)を購入するユーザーも居るが、日本語は収録されていないので、それなら素直に日本版を購入しよう。
まとめ
本作はディスク2枚組ということなので、インストールはかなり時間が掛かる。ただし、パッケージ版には紙製の地図が封入されているので悩みどころだ。
フレンドと一緒に遊びたいという人には残念だが、RDOがリリースされる前にまずはRDR2の世界を堪能しよう。
アーサーは時間経過によって髪と髭は時間の経過とともに伸び、剃ったり、風呂に入って汚れを落とすこともできる。
泥の道を通った跡には雨が貯まり、雪は肩に積もる。
野生動物の死骸は腐敗し、分解されるなど非常にリアリティのあるつくりとなっている。
特に服装は大事で、環境に合っていない服装の場合はアーサーのスタミナが落ちるといったデメリットまで存在している。
他にも馬の泥は洗い流さないと移動が遅くなるといったことも。
ほぼ全ての建物の中に入ることが可能といった情報もあり、ロックスター・ゲームスの本気具合が伺える。
一方でおそらくわざとではあろうが、チュートアルはかなり説明不足なので最初はどのボタンでどういう行動ができるか探り探りで操作することになる。
これだけのクオリティとボリュームならばPC版にも期待したいところだが、2018年10月時点では出るのではないか?位の噂しかなく、RDOリリースや調整のことを踏まえるとPC版のリリースはまだまだ先になりそうだ。
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